カーネーション あらすじ 第130話『ジャージの代弁』

糸子は、100反を間違えて仕入れた理由を聞いた。

すると吉岡は、父が買えない様な若者の感覚で中国で仕入れた生地だと答える。
良い所を見せようと張り切り、小物用にと1反買ったはずが100反届いてしまったため逆に父親に殴られてしまったことを打ち明けた。

このままでは勘当されてしまうので何とか良い方法はないかと糸子を頼るが糸子は、自分で考えろと吉岡を突き放す。
そして糸子が昔助けた河瀬譲の曾祖父さんの話をもう一度、聞くように伝え帰した。

清川という女性客が糸子を訪ねて店を訪れる。清川は母にドレスをと思っていたが、断わられてしまい理由がわからないと糸子に相談をもちかける。
糸子は、採寸を嫌がっているのでは?と理由を挙げ、連れて来れば見ただけで採寸を測らずとも洋服をつくれると伝える。

― 糸子は朝、里香を起して手伝いをさせる。
優子は電話で里香の話を聞いて、学校に一日でも早く行かせたい、自分が来週にでも岸和田に行って里香と話がしたいと訴えるが糸子はジャージを着てるうちは駄目だと断る。

糸子は昔、着ている服から色々わかると教えてもらったことを思い返してた。
『ジャージはジャージで色々言うてる訳です『うちはヤンキーです』やら『気安う話しかけんといてください』やら『ケンカやったらいつでも買わして貰います』やら…

ある日、ジャージで出かけた里香は街ですれ違った女子学生とケンカになり、ズタボロになって帰ってくる。

里香を助けて、店まで運んできてくれた学生・神山正志から事情を聞いた糸子は、深くため息をつくのだった。


=========== 感想 =======================

新章が始まって、盛り上がる前になんだかペースダウンした感じがします。
まだまだ新キャラが出てきたり伏線を張ったりするための話だと思うので仕方ないとは思いますが…終始、糸子が落ち着いているので、こっちまであまりハラハラドキドキしないんですよね~。
前は「あ!それ言ったら善ちゃんに怒られる!」とか思って見てたし、実際に叩かれるシーンとか見ると、こっちまで怖い思いをしたような錯覚してた。
けど里香のジャージが色々と喋ってしまうという糸子の認識は面白かったです。
そういえば、昨日も直子がそんな事をいってったっけ。