カーネーション あらすじ 第128話(主役交代)

昭和60年10月、糸子は一昨日、東京の家から転がり込んできた優子の次女・里香と同居生活をスタートさせていた。

72歳になった糸子は、朝起きると神棚、仏壇に手を合わせ、亡くなった千代や八重子、北村たちの写真に饅頭を供えたり話しかけたりするのだった。

店の準備中、東京で成功していた優子から電話が鳴る。
優子は東京の家を出てかねてから素行の悪い里香のこれからを心配するが糸子は相手にせず
「歩けて喋れるだけで上等やと思っちゃったらええんや」
と電話を切るのだった。

優子のブランド『ユウコ・オハラ』は全国30店舗をもつブランドになっていた。
直子もまた7年前パリコレで成功し、世界を飛び回る有名なデザイナーとなっていた。
しかし、二人の仕事を手伝わされ、糸子は相変わらず世話を焼かされていた。
聡子はロンドンでブランドを立上げ、姉2人とは対照的に糸子の手を煩わせる事がない事に糸子は驚いていた。

昼、糸子は寝ている里香を無理やり起こすと、岸和田商店街をゆっくりと歩いた。

『昔は走って抜けた商店街も今はゆっくり歩く様になりました。ほんでもだんじりは今も昔も何も変わらん速さでこの道を突っ切って行く』
糸子は町並みを眺めニコリと笑みをこぼした。
「うれしいような…切ないような…」


============= 感想 ===========================

ついに主人公が尾野真千子さんから夏木マリさんに交代。
いやいや、結構ありだなって思いましたよ。
内容的には、今日は『主人公交代』を告げる回なので、取り立ててストーリーも何も無いんですが…糸子の周りの人、娘以外全員居なくなってしまいましたね…
八重子さんも亡くなったっぽかったけど…残ってる可能性がある人物は、昌子、恵、奈津くらいかな?奈津は結婚してから出てないけど、子供とか出て来てもおかしくない。
そういや、金曜日夜にやっているドラマ「13歳のハローワーク」に勘助がチンピラ役で出ててちょっと笑えました。