カーネーション あらすじ 第113話

昭和35年5月、東京の百貨店に店を4月から構えた直子から毎日のように電話がかかってくる。
千代は直子が参っていると察して、糸子に東京に様子を見に行くように言う。
「あのへそ曲がりが喜ぶか」と糸子は思いながらも翌日、試しに電話をしてみると、直子は糸子が東京に来る事をすんなり了承する。
糸子も直子が相当落ち込んでいると感じ、東京の店を訪ねることにする。

店に着いた糸子は、直子が支配人から度々叱責をされる場面を2回見てしまう。

3回目に訪れると、先日、直子の店で服(パンタロン)を購入したという客が商品を直すようつき返されてしまう。

糸子は商品をチェックして余計なポケットを取るように直子に言うが
「このポケットがついてこの服は完成するんや」と意地をはる。
そんな直子に糸子は
「服というのは買った人が気持ちよく着て初めて完成する」
と言い、糸子は修繕する手伝いをするのだった。

その後、糸子は直子の下宿先で源太達と酒を飲む事に。
現太達は世界中に自分の服を着てもらいと夢を語る。

岸和田に帰ってきた糸子は、源太達の夢の手助けにと食料を送るのだった。


そんなある日、喫茶店太鼓に糸子と聡子は北村に呼び出される。
北村は、聡子を一流のデザイナーにしたいから預けて欲しいと糸子に頼み込む。

北村に「素質がある」と言われた聡子は、やる気になるが糸子に止められる。
「そんな甘いもんちゃう!!」
北村と聡子は気を落としてしまう。


========= 感想 =========================

直子が東京で上手く行ってないのは意外でした。
なんかトントン拍子で成功していくものとばかり…
それにしても源太のオブジェ凄い…まあ、支配人の言う事も一理あるよね。
銀座の百貨店にあれはないわ(笑)

北村のおっちゃんが聡子を育てたいっちゅうのは驚いたけど、東京で活躍しだしている直子や源太に声をかけた方が確率は高いんじゃないかなって思った。
いつもは、話をきいていない聡子が一生懸命、北村の話をきいていたのが可愛かった。