カーネーション あらすじ 第121話

昭和40年(1965)3月、オハラ洋装店の隣に店を構える木岡履物店の女将・木岡美代が糸子に『アイビー』について尋ねてきた。
この頃、それほどアイビーは流行になっており、糸子は、当時から騒いでいた北村がさぞかし儲かっているだろうと思っていた。

北村はアイビーの流行により儲けはでていたが、一方で若手のデザイナーを育てる計画での失敗が響いてチャラだと糸子に説明する。

その北村は、新しく店を構える事になった長女・優子に期待をし、将来的には優子のブランドで儲けるという計画を糸子に話す。

ある日、糸子の元に聡子が短いスカートのデザイン画を持ってくる。
聡子が短いスカートにこだわる理由がわからない糸子は、若い女性客に何故短いスカートをはきたがらないかを尋ねてみる。
糸子の質問に女性客は、はきたい気持ちはあるが恥ずかしいと答えた。

糸子はサエにも確認し、短いスカートが近いうちに流行すると予想する。

心斎橋にある優子の店の開店パーティで糸子は北村に、とにかく短い丈のスカートを作れるだけ作るように伝える。
北村は短いスカートに抵抗を覚えるが、パーティに参加していた直子や聡子、優子にも勧められる。

― 昭和41年(1966)4月
糸子や直子の読みどおり、女性達の間で短いスカートが流行する。

北村は糸子のおかげでボロ儲けをすることができたが、町中を膝を出して女性が歩くことに我慢ができないと糸子に伝える。

糸子は、そんな北村に女性達の流行や考え方でさえ変化してきていると述べる。


============== 感想 ===========================

この前までとは違い頭ごなしに短いスカートを否定しない糸子。
例のサックドレスでの失敗と直子、優子のデザイン画から学んだのでしょう。
一方、北村も短いスカートを直視できない程、拒絶するのに、糸子と3姉妹に囲まれ洗脳されて作ってしまうことになるとは(笑)
儲かると解っているなら、また組めばよかったのに…
尾野真千子さん、来週で最後か…残念。