カーネーション あらすじ 第107話

北村と組んで作る事になった洋服の絵を見返す糸子は自信を持っていたが、連日訪れる客がサックドレスを注文するので不安になっていた。

糸子はたまらず安岡八重子に相談することにした。

八重子は糸子のデザインした洋服を褒めるが糸子は自分が読み違えた事を打ち明ける。

そして100着25万円分の洋服は完成しており、恐らく売れていないだろうと語った。

慰める八重子に糸子は自分のセンスが時代に取り残されたという懸念を吐露するのだった。

糸子が家に帰るといつものように北村が小原家の夕食に加わり楽しそうに騒いでいた。

いつもする商売の話をしない北村に糸子は自分のデザインした服が売れなかった事を確信する。

『時代遅れ』と言われ、全く売れなかった事を北村から聞いた糸子は頭を下げ、全て買戻しをすると申し出るが北村は痛みわけでいいと断わるのだった。

夏になり、次女の直子が男友達3人を連れて岸和田に帰ってくるが直子の奇抜な姿に糸子は驚く。

直子の友人達の前で糸子は“立体裁断”というパリで主流(日本では、ほとんどやる人がいない)の裁断方法を実演する。

友人達が糸子の技術に感心する中、直子は糸子をジーッとみつめていた。


======= 感想 ================================

直子の糸子を見る目…あれは一体?
以前、直子が何を考えているかわからないって糸子がナレーションで言っていて、本当に嬉しい時は怒っているような顔になるとか言ってましたが…嬉しいのかな?

それと痛み分けと言いつつ、文句の一つも言わないほっしゃん。男を上げましたな。
そんなほっしゃんとサシで日本酒を飲む糸子…もう普通におっさん。
糸子はサックドレスを理解できなかったわけですが、同様に組合に出入りする他の女性経営者も読み違えたんでしょうか。

今日の回を見ていてふいに桝谷パッチ店の店主が『自分では理解できないけど糸子の言っている事は正しい』みたいな事を善作に言ったことを思い出しました。