カーネーション あらすじ 第99話

昭和29年12月、糸子は朝早く目を覚まし娘達を起した。

午後3時、優子の絵の教師・芳川が洋服を作りにオハラ洋装店にやってくる。

芳川は優子は優秀な生徒だと褒める。

しかし美大に行きたい気持ちは強いが一方で絵描きとしてやっていくという覚悟はまだないと糸子に伝える。

優子が学校から帰宅すると糸子は優子に美大に行きたい理由を尋ねる。

「本気で絵描きになる覚悟はあるんか?」

「え?」優子は糸子の質問に戸惑ってしまう。

その態度を見て糸子は美大を受けさす事はできないと告げる。

夜、大泣きする優子を千代が慰めた。
「行きたかったら行ったらエエ…お祖母ちゃんが行かせたる」

翌日から優子は糸子と言葉を交わさないようになった。

そんなある日、学校から帰宅した優子が糸子に物凄い剣幕で言い放つ。

「お母ちゃん!ウチはお母ちゃんの跡なんか死んでも継げへんよってな!」
そしてそのまま2階の部屋に走って行った。

優子の見当違いな文句に糸子は一人事のように呟いた。

「…誰もそんな話してへんやろ」


=================== 感想 ===========================

今日からは、長女・優子をフォーカスする回でしょう。
新山千春さん…糸子の役の尾野真千子さんより年上なんですよね…
しかし、親子に見える…役者の技量って凄いです。
昭和29年ともなると和服の人は少ないんですね…優子と直子はセーラー服だし。
着物というか和服を着ているのは千代と美代(靴屋の奥さん)くらいでしょうか?

優子が泣いている横で本を楽しそうに読む三女・聡子。
物凄い変わり者になっていて笑えました。
猿って…まるでペット扱いです(笑)