カーネーション あらすじ 第100話

昭和30年2月、東京の美大を受験する事を反対された長女・優子は落ち込んでいた。

同情する近所の木之元親子に直子は、『優子は甘やかされて育ったからアホになった』と言う。

受験日を明後日に控えた夜、糸子が一人店で仕事をしていると寝ているはずの優子が糸子の元にやってきた。

優子は、もうどうしたらいいかわからないと糸子にこぼした。

しかし糸子は強い口調で応える。
「甘えな!自分がどないしたいかやろ!?自分で考え!」

優子は、そのまま寝れずにいると夜明け前に千代が現れて東京に行くように鞄と弁当を持ってくる。

優子は受験をしに東京へ行ったかに思えたが、夜、北村を訪ねて泉州繊維商業組合を訪れるのだった。

一日、大阪駅で考えた結果、優子は糸子の指摘するとおり、本気で絵描きを目指していないことに気がついたと北村に打ち明ける。

昭和30年春、優子は東京の美大受験を諦め、大阪の洋裁の専門学校に通い始めるのだった。