カーネーション あらすじ 第86話

八重子がパーマを終えた後片付けをしていると店の玄関に吉田奈津が立っている事に気が着いた。和服を着た奈津は八重子に丁寧に頭を下げた。

奈津が勘助と泰蔵に線香を上げにきたことを知った玉枝は、八重子に支えてもらいながら奈津の前に現れ、礼を言った。

沈む奈津に玉枝は突然、店の名前を変えようと思うと言い出す。
「今時の言い方で…安岡…安岡…」玉枝が名前を考えていると
「安岡美容室?」奈津が思わず口にする。

「それや!」
玉枝は、奈津に店を手伝ってもらいたいと伝える。

「…けどウチはもう表の世界の女…」
喋っている奈津の口を玉枝は塞いだ。
「金輪際、言いな!ええな?」

玉枝は奈津に自分と一緒に過去の事は忘れ前向きに生きようと言う。

縫い子・昌子と経理・松田に反対されつつも、糸子は奈津の借金の保証人になる。

店に奈津を糸子は何も言わず採寸を測り始め、安岡美容室の制服を作り始める。
「これでチャラや」
糸子は祝言で助けて貰った礼を言っていないからと奈津にも礼を言わせず帰す。

― 安岡美容室と生まれ変わり、店の前で糸子と新しく作った制服を着た玉枝、奈津、八重子、太郎は写真を撮った。

後日、糸子は写真を見ながら“だんじり”を曳きに行く直子を見送る。
直子が原因かは不明だが、だんじりは女でも曳けるようになったのだった。


============= 感想 =================================

八重子に玉枝が謝るのはいいとして、糸子にも謝ったのかな?
カーネーション、毎日観れるのはいいけど、15分間だから、そういう細かいエピソードが随所に省かれるのが辛いです…
奈津が糸子の店に顔出したときも「謝る」と思いきやイキナリ糸子は安岡美容室の制服を作り始めちゃうし…
しかし、最後には奈津も玉枝さんも随分と明るくなり和やかな写真撮影で、ほのぼのした回になりましたね~。
奈津と糸子が以前のようにライバル関係みたいでなくなるんでしょうか?
それはそれで良かったような…寂しいような…