カーネーション あらすじ 第84話

朝、背広を作る仕事のため周防が小原洋装店に出勤してくる。
糸子の母、千代や縫い子達は周防の振る舞いにうっとり。

一方、闇市から帰ってきた木岡保男と木之元栄作は糸子に吉田奈津を見たことを伝える。
奈津がパンパンになっていたと木之元達が言うので糸子は仕事が手に着かなくなってしまう。
ボタンを買いに行きたいと言い出した周防を糸子は闇市に連れて行くことに。

糸子は、そこで見た派手な女性達に声をかけている一人の男前な男性の事が気になる。奈津が昔から面食いだった事を知っていた糸子はその男性の後をつけることにした。

男性は町外れの小屋へ入っていったのを確認した糸子が振り返ると同じように糸子をつけていた周防が立っていた。

「うちが飛び出して行きそうになったら止めてもらえませんか?」
糸子は周防に願い出る。

すると小屋から派手な格好をした奈津が出てくる。
糸子は思い切り奈津にビンタをする。

「借金残して夜逃げして、何やってんや!
何やこの格好!?言うてみ!言うてみ!!」

奈津は、持っていたバッグで糸子を叩き返すが
周防が身を挺して糸子を庇う。

奈津は気が済むまでバッグで叩くと
「あんたなんか何も関係ないんや!!」と叫んでどこかへ行ってしまう。

翌日、どん底にいる人間を救うには服ではなく
自分の手しかないと考え、糸子は安岡玉枝に会うために安岡髪結店を訪れる。


============== 感想 ============================================

もうね、奈津がカワイソすぎます…
小さい頃は、立派な料亭の女将になります!って言うてたのに(泣)
変な旦那には逃げられるし借金して夜逃げするし…で、今回のような展開?そりゃあ糸子からどん底にいる人間よばわりされてしまうて。
奈津も糸子だけにはあの姿を見られたくなかったんでしょう。
それにしても奈津の服装が恐ろしいほど似合ってませんでした…