カーネーション あらすじ 第83話

ある日、店に背広を作って欲しいという男性客が現れる。

糸子は以前は背広を作っていたが、夫がいなくなってからは作ってないと伝え、他の店を当たってみてはと勧めるが他の店がまだ営業再開していない事を知る。

職人がいれば道具があるので対応できるのにと悔やむ糸子に新しく入った経理の松田は、泉州繊維商業組合の三浦組合長に相談してみてはと助言する。

組合を訪れた糸子に三浦は先日の北村との事(酒を無理やり飲ませた)を詫びた。
しかし糸子は三浦に女だからといって手加減する事は一切無用と糸子は頭を下げた。
「ほう。流石な事を言うやないけ」糸子の態度に感心する三浦。

背広を作れる職人を紹介して欲しいと伝えると三浦は周防を提案する。

周防は糸子に連れられ小原洋装店へ。
途中、すれ違った女性の着る水玉のワンピースが小原洋装店のショーウィンドウに飾られている事に気が着くとしばらく眺めていた。

以前、勝が使っていた二階の部屋で背広を仕立てることになった周防は早速、客の採寸を測り背広を作り始める。

周防が小原洋装店で背広を作り始めてから2日目、糸子は気になっていた周防の履いているブーツについて質問をする。
長崎で買った靴で嫁が救った唯一の財産だと説明するが、長崎弁が聞きなれない糸子は理解するのに苦労してしまう。

周防は音楽や服は言葉がなくても色々分かる―
糸子が作った水玉のワンピースを着ている女性を見て感動した事を伝えた。


============== 感想 =======================================

昨日から出ている周防さん、とても落ち着いていて喋りが…。
木之元、木岡のオジサンや善作、新しく出てきた三浦…どの人も豪快で明るい人柄ですが上手く対比させたような人物です。
だからわざと暗めな設定なのでしょうか?
画面の中の糸子も苦労しますが、観ていたこっちも苦労しました(笑)
周防役の綾野さんについて私の九州出身の友人が、『方言は難しいのになかなか上手だった』と言ってました。