昭和20年3月、戦時中に休刊だった婦人雑誌『婦人美粧』が復刊された。
糸子達は早速買って来た雑誌を見ながら、特集の『アメリカンモード』に感動する。
縫い子の昌子達は夜になっても興奮が冷めないほどだった。
アメリカの物が人気になり、闇市でも取引されるようになってきていた。
そんな中、糸子は闇市で真っ青な生地に白の大きな水玉模様がはいった生地をみつける。
糸子は元・踊り子のサエを自宅に呼び、生地を見せる。
「やっとホンマの生地で洋服作れる日が来たんや！ごっつい事やなあ！」
サエと糸子は生地を見ながら新しい時代の到来に興奮する。
『生まれ変わった気分になれる』と言ってくれたサエのためにワンピースを作る糸子だったが、完成すると妹の静子が頭を下げてくる。
「姉ちゃん！一生のお願いや！そのワンピース、今日ウチに着させてもらえへんやろか？」
実は静子の恋人が今日戦地から戻って会いに来るのだと静子は説明した。
糸子、千代、サエや千代が見守る中、静子がワンピースを着て恋人を待っていると一人の男性が静子の前に現れる。
その2ヶ月後、静子はその男性と祝言を挙げるため白無垢を着る。
「綺麗ぇな花嫁さんや」
静子の姿を見てハルは喜ぶが、その一ヵ月後ハルは亡くなるのだった。
================= 感想 ==============================
昨日、当ブログの色を水色から変えてみました。
こう寒い日が続くと青が辛いんですよね～（笑）
今回、静子の結婚と水玉ワンピースがメインな物語ですが静子が恋人に抱きつくシーンで皆が物凄い顔で見すぎな事に笑ってしまいましたよ。
偶然、通りかかった木之元節子と木岡美代も驚きすぎだし、白目むいてるし（笑）
3歳しか違わない静子の大胆な行動に驚く糸子も面白かったです。
サエも一緒に観ていたのは、静子の事情を聞いて了承したんでしょうね。
それにしても…静子の恋人…誰？
今日のあの一瞬しか出ないんでしょうな。