カーネーション あらすじ 第78話

洋服用の生地を闇市に求めてやってきた糸子は、そこで派手な服装でパーマをあてた女性を見かける。木之元栄作は彼女達は男性相手に商売している女性だと糸子に説明する。
糸子は女性達を見ながらオシャレが再び到来することを予感した。

ある日、八重子が糸子に子供を連れて実家に帰る決意を伝えに来た。
八重子は義母・玉枝が辛くあたり、自分には耐えられなくなったと告白する。
そして好きな仕事(美容室)がなくなってしまった自分は弱い人間になってしまったと涙を流した。

店に戻ると八重子の息子・太郎が糸子を待っていた。
太郎は、一人になってしまう玉枝と暮らすため学校を辞めて糸子の店で働かせて欲しいと糸子に頼み込む。

その後日、闇市で再び派手な女性をみかけた糸子は、思い切って声をかけるが相手にされない。糸子は女性達の振る舞いに腹をたてながら服装や髪型(パーマ)に感心し、ある考えを思いつく。

木之元栄作に残っているパーマ機を探してもらい、中古の品が東京に残っていると聞いた糸子は早速八重子に伝える。
「八重子さん!東京行こ!東京にパーマ機買いに行こ!」
次男・次郎の転校手続きを終えたばかりの八重子は驚く。

お金がないと断わろうとする八重子に糸子は
「貸すだけや!安岡美容室は絶対繁盛する!賭けてもええわ!」
と強気に断言するのだった。

そして一時間の説得の末、八重子は東京行きを決意する。


============= 感想 ====================================

八重子役の田丸さん、演技上手かった。
義母から辛くあたられているのも、痛いほど伝わってきたし…なんだか目に浮かびました。
ずっとそんな目に遭っていたから八重子さんも疲れてしまったんですな。
だから糸子の催眠術に(笑)
シリアスと笑いが交互にやってくるのはズルイ(笑)