カーネーション あらすじ 第65話

善作は千代が止めるのも聞かず、安岡泰蔵の出征を祝う会に徒歩で向かう。
糸子は善作がなぜリアカーに乗らずに徒歩で行くのが理解できるような気がした。

泰蔵の出征祝賀会が開かれている喫茶店に到着すると泰蔵は善作の姿に驚く。
いつものように火傷の作り話を栄作がしようとするが善作は正直に自分の小火で火傷を負った事を泰蔵に伝え、『お前も気をつけろ』と注意する。

しかし出征していく泰蔵を見送った善作は、バンザイと声を張り上げると気を失う。
栄作達が善作を介抱する中、糸子は、物陰から泰蔵を見送っている奈津の姿に気がついた。
奈津は泰蔵の姿が見えなくなると涙を流し蹲ってしまう。

容態は更に悪くなり、その夜、ずっとうなされっぱなしの善作。
翌日、病院に連れて行くと善作は疥癬(かいせん)という皮膚の病気にかかっており、心斎橋の皮膚科がある病院にいくことを奨められる。

『虫や病気は弱い所に行く』と医者の言葉に善作は沈んでしまう。
元気がなくなった善作を見て糸子は決意する。
『大丈夫やで。うちが絶対治しちゃる。何が何でもまたあの元気でやかましいお父ちゃんに戻しちゃるよってな』

商売、子供、看護、家事について頭を悩ませていると安岡八重子が息子・太郎をつれて店にやってきた。

八重子は、昔、心斎橋百貨店へ制服を提案するために糸子と勘助と見ていた洋服写真のスクラップ写真を収めたアルバムを持ってきた。
糸子と八重子は、当時の事を懐かしみ、昔のように仲良く盛り上がる。

すると2階から降りてきた優子が太郎と目が合うが…


=================== 感想 ===========================

八重子さん、ここ2回で相当良いです(笑)
特に糸子に昔のスケッチブックを持ってくるあたり、何か物凄い大人の気遣いを感じます。そのおかげもあって、昨日、敬語まじりに会話していた2人でしたが、もう昔のように写真をみて盛り上がります。これはまさかの玉枝との復縁もあり?
あと最後の3秒くらいの優子と太郎のシーンが意味するものとは…
まさか結婚して親族になって和解…なわけないか(笑)