カーネーション あらすじ 第47話

駆けつけた奈津に糸子は膝が痛むので休んでいると伝えた。
奈津は大急ぎで近所に助けを求めたが誰もいなかった。
仕方なく奈津は歩けない糸子を背負って小言を言いながら吉田屋に向かう。

その頃、祝言が既に始まっていた会場では祖母・ハルや千代が全然来ない糸子を心配する。
安岡玉枝と八重子が勘助を迎えに行かせようとした時、糸子をおぶった奈津が吉田屋に到着する。
ハルに小言を言われ、奈津に睨まれながらも糸子は準備を開始する。
花嫁衣装を家に置き忘れたことを思い出した糸子に奈津は自分が着るはずだった花嫁衣裳を貸す。そして糸子は無事、奈津の衣装を着て会場入りする。

糸子が祝言の広間に現れると来場者はさらに大盛り上がり。
乾杯する木之元栄作、高砂を謡いだす父・善作、酔っ払って足をもつれさす勘助…糸子は楽しそうに盛り上がり、自分が遅刻した事を誰も口にせず、ただ糸子の祝言を喜んでくれている参加者をみて思った。
『うちは果報者です…』


祝言の翌朝、糸子は勝が家にいる事に戸惑う。
糸子は仕事の納期のため、今日の勝の引越しが手伝えないと伝えた。
すると勝は糸子の足を痛めているので自分が納品は自分が行くと言い出す。
そして勝は引越しを行う前に早速の品を納品しに出かけた。

善作、勘助以外の男性が家にいるのにまだ馴染めない糸子だったが、勝はいつでもどこでも何していても上機嫌な性格だったため、気をつかないで済むと糸子は感謝していた。

縁側で爪を切っていた勝が何故か大爆笑していた。
何が面白いのか分からないが苦しくなる程、爆笑している勝の姿にハルも糸子も頬を緩ませた。


====== 感想です ===================

ハル祖母ちゃんの人を評価する基準が『イワシが好きかどうか』って所が面白いですね(笑)それはさておき、奈津の友情と若女将としての力量が冴えた回でした。
勘助にかくし芸やらせるあたりは流石です。あれ?そういえば平吉は?
てっきりウエディングドレスで結婚すると思ってましたが、考えて見れば、糸子はまだウエディングドレスを知らないのかも。
それにしても勝君、何をそんなに爆笑していたんでしょうか。
正直、観てたこっちまでニヤケてしまいましたよ(笑)