カーネーション あらすじ 第36話

踊り子のサエの注文(イブニングドレス)を断わった糸子は紳士服の店主に説教されてしまうことに。

糸子が感心する程長い説教をされ、帰宅しようと店を出ると同僚の川本が店の外で待っていた。川本は『カキ氷を食べに行こう』と糸子を誘う。
広場で並んでカキ氷を食べていると川本は『店主の説教はしんどくなかったか』と糸子に尋ねるが糸子は『自分より暑い中説教していた大将の方が辛かったのでは』と答えた。

翌日、大雨の中、サエが再び紳士服ロイヤルを訪れる。
サエは糸子にある人物から再び指名してもらえるようになりたいとイブニングドレスを注文した理由を打ち明ける。
着物がドレスに変わったくらいでは何も変わらないと自嘲するサエに糸子は言う。
「人は着るもんで変わるんや」
そして糸子は本気で作るドレスに釣り合うだけの踊り子になるように伝える。
それからサエはドレスの制作作業に全面的に協力するようになる。

イブニングドレスが完成しサエは糸子に踊るところを観てもらいたいのでダンスホールに来るようにお願いをした。
糸子は仕事を終えダンスホールを覗いてみると、ドレスを纏ったサエに何人もの男性がダンスを申し込んでいる姿があった。
すると一人の男性がサエの元に行き、サエは男性を見て涙目になってしまう。
糸子は、サエの言っていた人物だと気づき、暖かい目で2人のダンスを見ていたが男性が中村春太郎(たらしの歌舞伎役者)である事がわかると脱力してしまうのだった。

同じ頃、同級生の吉田奈津の父親が病気で亡くなっていた。


-------第36話の感想-----------------------

あらすじだけ書いているのも何なんで…気まぐれに感想を書くことにします。
36話は糸子が自分の仕事に誇りや自信を持つまでになってるんですが、前回の芸妓さんの駒子の経験があってのことなんでしょうね。全然、偉そうではなく糸子の洋服に対する熱意みたいなものが自然に感じられます。
ところで嵐の日に糸子と店主以外の人は働きに来てなかったんですが…なぜでしょう。