おひさま 最終回 あらすじ&感想

【おひさま 最終話話(10月01日放送) あらすじ】

― 日向子の入学式の前日、タケオは百白花に野菜を届けた。
陽子は日向子が自分達の母校に通うこと、恩師の夏子がまだ現役のことを伝えた。

― 庭の草木に水をやる陽子は横でハーブ(?)を採取している徳子に提案する。
「お義母さん、日向子の入学式の事なんですけど…一緒に行きませんか?」
徳子は摘む手を休めた。
「和成から聞いたのかい?…マサ子のこと…入学のちっと前に亡くなったって」
「はい。行きましょ」
「ありがと。…アンタと和成で行っておいで。
私はおばあちゃんとしてここで見送る…こんな幸せな事はないよ」
「…幸せだねー」徳子と陽子は笑い合った。

― 真知子と育子が日向子の入学祝いにやってくる。
育子はテレビジョンの音楽番組の担当になり、そこで女学校時代の英語の教師である飯田小太郎(現ミュージシャン)との再会した話をする。

飯田「可愛いちゃん姉~だね?どう?今晩、俺とルービーでも?」
育子「ご無沙汰しています。オクトパス…いえイイダコ先生(笑)」
育子が挨拶すると飯田の顔色がみるみる変わった様子を育子は説明し3人は爆笑した。

「そんで真知子はどうしてる?」育子が真知子に尋ねた。
「子育てと仕事とがんばってるわ。今は保育施設を充実させる運動なんかもしてるの。
こないだ皆で町長に抗議文をだしたのよ?」
「町長って…帝王?」陽子が真知子に確認する。
「かわいそう…(笑)」育子が言った。
「いいのよ自業自得なのよ。…育子さん、結婚は?」
「私は結婚を約束した人がいるからね。それまでは思いっ切り仕事仕様と思ってる!」
「それって…もしかして…?」陽子が育子の顔を覗き込んだ。
「そ、いつか陽子のお姉さんになるかもしれねーんだ。そん時はお姉様とお呼び!」
「嫌よ!育子は育子よ!(笑)」

そんな会話をしていると茂樹と良一がやってきた。
「デカイ笑い声だなお前は。安曇野の外れまで聞こえたぞ!」
「そうですか?そんで嬉しかった?」育子が茂樹をからかった。
「はぁ?」
「何浪中でしたっけ?」育子から尋ねられたが茂樹は即答できず
「六浪中です」隣に居た良一が応えた。

さらに陽子の祖母である桐野富士子も入学祝に駆けつけた。
「本日は日向子の入学祝いに参りました。大きくなったわね。でも覚えてないでしょうね私の事。まだ赤ん坊でしたものね」富士子が日向子に言った。
「いえ、写真をよく見ておりますから、ひいおばあさまの」
「ありがとう!これが私からの入学祝いです」富士子は白いプレゼントの箱を渡した。
箱を開けるとセーラー服が入っていた。
日向子はセーラー服で和成はスーツ、陽子は和服で入学式に。
「幸せな後ろ姿だね」徳子が陽子達の後姿を見て嬉しそうに笑った。

― その後の事を陽子(若尾文子)は房子(斉藤由貴)に話した。
日向子は東京で結婚して今もも幸せに暮らしている。
和成は焼き物作りに夢中になって今でも一年の三分の二は多治見で仕事をしている。
真知子は旦那との夢だった会社を設立した。
育子は世界中を旅する番組をてがけるようになった。
茂樹は医大に合格、日向子と同じ年に大学に入学し育子と結婚した。

陽子の話が終わると房子の旦那が迎えに来た。
「楽しかったわ。…ありがとう房子ちゃん」
「こちらこそ、本当に楽しかったです。ありがとうございます」
「またいらっしゃい。つづく…よね?」
「…こころに太陽を」陽子は自分の胸に手をやった。

房子が去ろうとするとき、真知子と育子がやってきた。
最後に2人に会えた事で房子は喜んだ。

房子は百白花を後にするときに「女性達よ!」と3人に向かって言う。
すると3人は「良き人生を!」と房子にエールを送るのだった。


【おひさま 最終話話(10月01日放送) 感想・レビュー】

無事に最終回を迎えました。
昨日と今日の2回で陽子に関わった主要の人物が登場するってことになっていたようです。
タケオもおばあさまも神蔵運転手も出てきました。よかった。
実は黒柳徹子さんが最後出てくるのはyahooニュースで流れていたので知っていたんですが、まさか育子役だったとは…真知子のほうだと思ってました。
茂樹と結婚したんですね。
日向子と同じ年に大学に入学してって言っていたので…最終的に18浪?
茂樹が当時20歳として…40歳くらいで入学、6年後に卒業…って…
寺脇パパとの約束は果たせたのかな?
つーか、育子との約束『おじいさんになって貰い手がいなかったら』ってのが現実になっちゃっいました?
正直なところ、18浪もさせなくても良かったと思いますけど…
それにしても『おひさま』、毎日、面白く拝見させていただきました。
このブログは何気なく始めましたが、無事最終回まで続かせる事ができてほっとしてます。
このブログはもう少しだけ続けますが来週から始まる『カーネーション』も同じように綴って行きたいと思います。
スタッフの方、出演者の方、素敵なドラマをありがとうございました。