カーネーション あらすじ 第14話

糸子が桝谷パッチ店で働きはじめた初日、父・善作は糸子を待たずに夕食を食べ始めた。
祖母・ハルは糸子が可哀相だから帰ってくるまで我慢しようと糸子の妹達に言った。

桝谷パッチ店から帰ってきた糸子は心配する家族に仕事が楽しくて働く事にして本当に良かったと楽しそうに伝えた。
しかし、家族はそれが糸子の“やせ我慢”と言うことに気づいていた。
朝、ハルは出勤する糸子にオニギリを持たせ、母・千代は辛くなったら食べるようにとコンペイトウを渡した。

千代から渡されたコンペイトウはすぐに無くなる。
糸子は朝から晩まで怒られていた。
怒られながら自分とミシンとの距離が遠くなったことを痛感していた。

ある日、料亭の娘・吉田奈津が桝谷パッチ店に糸子を訪ねて来た。
閉店まで待っていた奈津は安岡泰蔵の結婚について質問するが糸子が何も知らないというので肩を落とす。糸子は奈津の片想いを知るのだった。

糸子は桝谷パッチ店の一番の下っ端なので毎日、朝一番に店に入り準備をすることになっているがある日、風邪をひいてしまう。
家族が反対するも糸子は頑張って店に行き、いつもの準備をしていた。
出勤した従業員は顔色が悪い糸子に邪魔だから帰れ!いないほうがマシと言われる。

帰り道、糸子は泣き崩れてしまう。
「…辞めたい!!…あんな店! 辞めてやるー!うあぁー!!」