父・善作からの許しを得た糸子は早速、女学校を辞める。
小原呉服店が苦しいからではなく自分の希望でパッチ屋で働くことになったことをクラスメートに伝え糸子は意気揚々と教室を去った。
安岡玉枝の家で就職の祝いに『カレーライス』を糸子はご馳走になる。
糸子と勘助は生まれて初めて食べる外国の料理に感動する。
学校を辞めて桝谷パッチ店で働く事になったことを従業員達は喜んでくれると期待していたが客ではなく従業員となった糸子に従業員は冷たい態度をとる。
糸子は一番下っ端として掃除・お茶汲み等の雑用を任されることに。
怒鳴られながらも糸子はミシンを扱える日を夢見ていたが
見習い二年目の山口からミシンを触らせてもらうには10年かかると言われショックを受けるのだった。