NHK朝ドラマ おひさま 144話あらすじ&感想

【おひさま 第144話(9月17日放送) あらすじ】

和成からの手紙には
『連絡が遅くなって申し訳ありません。私は元気でやっています』と書かれており

未亡人になってしまった奥さんと父を失ってしまった子供を今すぐには放っては帰れない、仕事を手伝ってそれが終わったら帰る事が当たり前の事の様に書いてあった。

陽子は和成は優しい人だけど、女性の気持ちが本当にわからない人だと思った。

テラスで手紙を読み終え、表情が硬くなっている陽子を厨房から道夫と徳子は心配そうに見ていた。
「なんて書いてきたんだろう…本当に何やってるんだろうねあの子はもう!」
徳子は苛立ちながらつぶやいた。すると手紙を持って陽子が徳子と道夫のところ来た。
「これ」陽子は和成の手紙を笑顔で2人に渡した。
「・・・いいのかい読んで?」徳子は陽子の様子に戸惑いながら確認した。
「はい。とりあえずカズさんはお元気そうでホッとしました。日向子は?」
「あ、ああ。上で絵本読んでる」
「あ、お義父さん。そば打ちも他の仕事もどんどん教えていただけますか?」
「え?」
「しばらく帰ってらっしゃらないかもしれないので・・・カズさん」
「ええ!?」徳子と道夫は驚くのだった。

「ふふ、よろしくお願いいたします。」
そういって陽子は二階に上がっていった。

「ふぅ・・・」陽子は自分の部屋に入ると大きくため息をついた。

「日向子ー。お母さんと遊ぼっか?」陽子は本を読んでいる日向子に声をかけた。
「いまごほんよんでいるからあとでね」日向子が言った。
「後では嫌だぁ。うんまいオヤキでも食べようか?」
「しょうがないなぁ」日向子は嬉しそうに本を置いた。

「はぁ…何やってるんだろう。うちのバカ息子!」
手紙を読んだ徳子は頭を抱えた。
「・・・俺の言っていた通りになっちまったか・・・いつの間にか同情から情に移ってっていうかなんちゅうの?ほれぇ」道夫が言った。
「いやらしい!」
「いやらしいって・・・俺じゃねーよ?」
「本当にそうならこういう風には書いてこないだろ?」
「そうか・・・でもなーずっと一緒にいたら・・・」

「まったく和成は・・・」
「いつか陽子ちゃんに言ってやったでないか?和成がよそで女でもこさえたらって」
「今はそれ言っても陽子はちっとも嬉しくないと思うよ?」
「そうかい?」
「あれは最後の最後に言うことだいね。決定的になったときに。今はまだそうときまったわけではないだで!うちの男どもときたら・・・だいたいねーお父ちゃんもね!」
「なんで!?俺?」
徳子と道夫が言い合いになりそうになった時、陽子と日向子が降りてきたので二人は慌てて言い合いをやめた。
「どうした?楽しそうだね?」徳子は楽しそうにしている陽子と日向子に質問した。
「おやつにしようと思って」
「そうかそうか、そんな時間か。いいね」

陽子は徳子と道夫がどんな話をしていたのか何となくわかっていた。でも、きがつかないふりをしていた。

― 洗濯する陽子と杏子。陽子が一心不乱に洗濯板に洗濯物を凄い勢いでこすり付けている。杏子はその様子を心配そうにみた。
「どした?」杏子の視線に気づいた陽子は杏子に尋ねた。
「いえ」杏子は迫力に圧倒されるだけだった。

その後も陽子は、眉間にしわを寄せながらブラシで店内を磨き、雑巾でテーブルを拭いた。徳子も陽子に合わせるように一緒の行動をとった。その様子を心配そうみる道夫。

「お義母さん!」「陽子!」
2人が同時に大声をあげた。

「…何?あんた言いなさい。いいから。いいなさい!」
徳子は泣きそうになっている陽子に言った。


「私・・・私・・・!!・・・多治見に行きます!!」
陽子は涙を流しながら大きい声で言った。

― その頃、岐阜の多治見の一室で和成は茶碗に色をつけていた。
すると女性が部屋にやってきて
「失礼します。あの・・・お昼の用意ができました」と和成に声をかけた。
「すみません」和成は会釈した。
「待っとります」そう言って女性は立ち去った。
和成は、手に持っていた茶碗に再び色をいれた。


【おひさま 第144話(9月17日放送) 感想・レビュー】

何でしょうか・・・今日のおひさまは、ちょいと見ていて「?」がありました。
まず、そもそも和成は何で帰ってこないんでしょうか。
放っておけないって・・・和成の兄貴分の嫁さんには何もしてないのに・・・。
これは女心とかじゃないですよね(笑)
あと徳子が陽子と一緒にブラシでゴシゴシとムキになってやるところ。
意味がちょっと判りませんでした。

来週は岐阜県に乗り込むそうですが・・・あと2週です。
本編は昭和25年で終わりなのでしょうかね。