NHK朝ドラマ おひさま 139話あらすじ&感想

【おひさま 第139話(9月12日放送) あらすじ】

陽子達、丸山家の家族6人は安曇野の新しいお店で再出発しようとしていた。道夫と徳子、和成と陽子は改めて店をみて期待に胸を膨らませていた。

「日向子、今日からここに住むのよ?」陽子が言うと日向子は“嬉しい”と喜んだ。
陽子は日向子の面倒をみていた杏子にも感想をきいてみた。
「綺麗です。…私もここにいていいんですか?」杏子は陽子に質問した。
「何言っているの?当たり前でしょ?(笑)」陽子が笑ったので杏子は喜ぶのだった。

「でもさーお客さん来るかね?こんな所に・・・」徳子が言った。
「わかんねーな!ハハハ!」和成が笑うが陽子は“来ますよ!”と言った。

― 現代。
房子(斉藤由貴)は店を見渡し嬉しそうに陽子(若尾文子)に言った。
「ここに辿り着きましたねー!・・・昭和25年からここに!?何年だろ?」
「数えなくていいわよ房子ちゃん」
「おとうさんの夢だった蕎麦畑は?」
「それがね、手に入ったのよ!ちょっとその先でね。タケオ君に世話してもらったの。
もちろん最初は他所でとれたお蕎麦を出していたんだけれども次の年からだったかしらね?ウチの畑で穫れたお蕎麦をだせるようになったのは。
・・・嬉しかったわ。今もそこで穫れたお蕎麦をだしているのよ?」

「このお蕎麦!?美味しかったです!」房子は驚いて自分が食べたそばを見た。
「まあ、良かった。」
「そうやってお父さんの夢が今も続いているってことですね。なんか素敵です。」
「人生って面白いわね。和成さんだって・・・あ!」陽子はしまったという顔をした。

― 開店数日前。
「ダメなんですか?丸庵じゃあ?」
「俺も同じでいいと思っていたよ」
陽子と和成は、新しい店の名前について徳子、道夫と相談していた。
「せっかく心機一転するんだ。新しい名前にしようよ」徳子が言った。
「おぉ、そうだな。せっかくだいな」道夫は徳子の意見に賛同した。
「なんかいいのないかね?」
徳子達は丸庵に替わる名前を考えていたがいいい名前が浮かばずにいた。
「あ!あの人に頼んだらいいんじゃないかね?」徳子がある人物を思い出していた。

― 数日後。
薪割りをしていた和成と道夫のもとに木箱を持って陽子と徳子が慌てて知らせて来た。
木箱を開けると『百白花』と大きく書かれた紙が丸めて入っていた。
陽子達は添えられていた手紙を読む。

これは「ひゃくびゃっか」と読みます。そういう言葉はおそらくございません。私が創ってみました。蕎麦の白い花の様に決して派手でないけれど皆がほっとするお店であってほしい。百というのはお客様がたくさんくる様に、でも千や万ほど欲張らない。ささやかだけれど深く愛されるお店になってほしい。そんな意味を込めてみました。       桐野富士子

徳子達は陽子の祖母が命名していくれた名前をとても気に入った。
「お婆様に頼んで良かったわね」徳子が満足そうに言った。

陽子の本格的な“そば打ち”の練習がスタートした。
徳子、道夫、和成に指導され陽子は夜遅くまで練習に励むのだった。
陽子は難しかったけど楽しかったと当時を振り返る。
しかし陽子が打ったそばを店に出してもらえるようになったのはずいぶん先の話だった。

― その頃、東京では街頭演説で男女不平等を訴える女性が壇上の上にいた。
女性は賃金が低いと訴えていたが聴衆の男性と言い争いになってしまう。
そこに警官が現れ女性を連行しようとした。
その女性の隣に居た筒井育子が止めにはいったが勢い余って警官を壇上から突き落としてしまう。
そのまま育子は捕まってしまい、独房らしきところに入れられるのだった。

― 陽子の父良一と兄茂樹が百白花の開店祝いにやってきた。
徳子達は世話になった礼を良一に言った。
白い花を持って真知子も百白花にやってきた。
「百白花だから白い花です。秦野も後から来るって。母たちも。あ、それから父にもまめに顔を出す様に言っておきました」真知子が陽子に花を渡した。

開店祝い準備も終わり、陽子達はお茶を飲んで休憩していた。
陽子と真知子、茂樹は同じテーブルに座っていた。
「そういえば最近、育子の声聞かないわねラジオで」陽子は思い出したように言うと
「出過ぎだったんだよ。毎回出られる訳ないだろ?」茂樹がつまらなそうに答えた。
陽子と真知子は茂樹の言った事に納得したが育子の事を心配するのだった。

「ここはおそば屋さんかいね?」
百白花に2人の客がやってきた。

百白花にとって初めての客だったので休憩していた全員が“おいでなさんし”と店の奥から出てきた。
「これは随分賑やかだ!」あまりの人数の出迎え(9人)にお客は笑ってしまう。
「今日開店なんです。百白花を今後ともどうぞ。ごひいきに」陽子は笑顔で言った。


【おひさま 第139話(9月12日放送) 感想・レビュー】

遂にというかようやく百白花開店です。はじめて名前知りました。
房子(斉藤由貴)も言ってましたがようやく現代のお店に繋がりましたね。
店の資金はお婆様が出資すると思っていたのに・・・どうやら援助はなさそうです。

おひさまも残すところあと3週で、いよいよラストスパートです。
朝の連続テレビ小説としては大好評で連日視聴率20%を越えて評判がとてもよかったとニュース版に書いてありました。
育子の今後と和成に一波乱ありそうな感じですが
最後はハッピーエンドを期待してます。