NHK朝ドラマ おひさま 111話あらすじ&感想

【おひさま 第111話(8月10日放送) あらすじ】

― 前回の続きから
陽子が恵子に問題を出していると徳子がお茶を出しに部屋を訪れた。
「お義母さん、すみません」と陽子は遠慮したが
「何言ってんだよ。このくらい。頑張ってね」と恵子に声をかけ、徳子は部屋を後にした。

「陽子先生、本当にありがとうございます!勉強できるのが嬉しくて嬉しくて、今日なんか朝からそわそわしちまって、早く仕事終わらないかなって時計ばかり見てた(笑)」
陽子は嬉しそうにうなずいた。
「…でも、先生。お礼・・・どうしたらいいかいね?」恵子は心配そうに尋ねた。
「お月謝とか。そういうの…」恵子は補足した。
「バカね、いらないわよ。頑張っていつか立派な大人になったら先生を助けてください。それでいいわ」陽子は嬉しそうに言った。
そして恵子は今日、何人かの同級生を誘ったことを打ち明けた。
「そうなの?でも無理はだめよ。勉強をしたいと思う人が来られる時に来る…それでいいんだから」と陽子はたしなめたが
「今度一人連れてくる。来たいって言ってたから」と恵子は嬉しそうに言った。
「え?誰?」と陽子は尋ねたが恵子は『内緒』と笑って教えなかった。

一階では、徳子がお茶を飲みながらほくそ笑んでいた。
「なんか、ちっと不思議な感じだった。生徒の前だと陽子、ちゃんと先生の顔をしてるんだなって思ってさ」
徳子は和成に今観てきたばかりの陽子の教師振りを説明した。
「おー、いつもと違うのかい?」道夫も徳子と和成の座ってるテーブルにやってきた。
「なんかカッコよかったかな?キリッとして」徳子が説明した。

「俺もちょっと覗いてこようかな?」と道夫が立ち上がったので「父さん!」と慌てて和成が制止した。
「冗談に決まってるだろ!」道夫は大笑いして、また席に座りなおした。
「…決まってないだろ!ウチの場合」和成は不満そうに言ったが『そう?』と徳子と道夫は不思議そうに息子をみるのだった。

― とある天気のいい日。大量の日向子のおしめが物干し竿に干されている。陽子が縁側でそれを眺めていると和成がやってきて「どうした?」陽子に尋ねた。
「なんか気持ちいいな~って思って…幸せです」
陽子は空を見ながら嬉しそうに言ったので「うん」和成はうなずいた。

陽子は日向子を連れて村上堂にやってきた。
村上堂では真知子と育子が既に到着しており真知子がなにやら文句を言っていた。
「おいでなー陽子ちゃん。ありがとうな、3人で会うのウチにしてくれて」女将のカヨが出迎えた。
「カヨさんとおじさんに日向子の顔をみせたくて」陽子は日向子をカヨに預けた。
「ありがとう!ほらー日向子ちゃん。安曇野のおばあちゃんだよ。あら、ちょっと大きくなっただに」カヨは幸せそうに日向子を抱くのだった。

3人はみず飴を食べながら真知子の父が町長に立候補した事について話していた。
「…で、当選しそう?」立候補に反対している真知子に陽子は尋ねた。
「…するわね、きっと。あの人は負ける戦いは絶対しない人だもの!…でも育子さん、投票したりしないでね。私も絶対しないから!」
「…普通、逆だよね?」育子と陽子は小声で確認した。

「どう?新しい生活は?」陽子は真知子に聞かれた。
「新しいって言ってもね~そんなにすごく変わったってわけでもないし」
「生徒は一人なんだっけ?」育子が尋ねた。
「そ、一人。でもなんだかとっても楽しい。ひょっとしたらもう一人増えるかも」
「なんか寺子屋みたいだね」と育子。

「はい!!今日は先に言います!どうしても先に言わせていただきます。失敗続きだったんでここんところ!…あのね、これなんだけど…」と育子は二人に封筒と手紙を見せた。「まあ!東京の出版社!?」二人は就職内定通知を見て驚いた。
「本当に小さな出版社なんだけ流行のもんとか出してないし」照れくさそうに説明した。
「正直者なのね育子さん」真知子は微笑みながら言った。
「もう見栄はるのはやめますよ!」
「育子のそういうところ嫌いじゃなかったけどな」陽子はちゃかした後、つづけた。
「育子はさ、本当に東京に今も行きたいの?周りの人にも宣言しちゃってて、なんか無理しているんじゃないかなって思う事がある。いまさら引っ込みがつかないとか」と育子を心配し、聞いていた真知子も同意した。

「さすが白紙同盟の諸君、見抜いてますね?確かにそういうところもあるかもしれない。それでもいいやって、もう一回行こうと思ってる!」
「どうして?」陽子は理由を尋ねた。
「…ちゃんと失敗してこようと思ってさ。このままだとあの時、ああすれば、こうしとけばとか、ズルズル考える人生になりそうだから。そんなの嫌だと思って…安曇野にも失礼だし」

「そ、わかったわ。ちゃんと失敗してらっしゃい!」
「まだ失敗するって決まったわけじゃないよ!?はい!真知子どうぞ?」と育子は真知子に話の主導権を譲った。

「あれ?わかってた?」と真知子が慌てたが育子は「この前言っていた人と結婚するの?」とストレートに尋ねた。
「私ね、お付き合いみたいなようなそうのような形っていうのかな?あれは…」真知子は困惑しながら、付き合う事になったことを二人に報告した。
「真知子さん!あたし嬉しい!おめでとう!」と陽子は祝福した。
「名前なんていうの?」育子は付き合っている彼の名前について質問した。
「波多野ヤスヒコさんっておっしゃるの」
「波多野ね」可笑しそうに育子は名前を言った。
「呼び捨てはやめてください」

「よし!そんじゃ乾杯するか!」育子が提案し、3人は盛り上がった。
「みんなの新しい人生を祝って…あ!!!」
その時、3人は何かに気づいき、一同は驚くのだった。


【おひさま 第111話(8月10日放送) 感想・レビュー】

まさかの終わり方…なんでしょうか?
真知子のパパが店に入ってきたとか?それとも茂兄ちゃん?
タケオ?オクトパス?…うーん、判りません。

真知子さんもお相手が決まったようでメデタシです。
タケオの相手は、結局いないということになるわけだと思いますが…いや、まだ神戸にユキちゃんがいる!頑張れ!タケオ!

さて、石井恵子ちゃん、大きくなりましたね~
恐らく、今度連れて来るのは、出来すぎ君ことケイスケ君で決まりでしょう!なんせ、既にこの二人は結婚が約束されているようなものですからね。
寛太君ってのもありです。彼がどう成長したか大変興味があります(笑)