NHK朝ドラマ おひさま 105話あらすじ&感想

【おひさま 第105話(8月3日放送) あらすじ】

― 前回の続きから
「・・・肺炎です。非常に危険な状態です。この病に効く薬を現在手に入れる事ができません。最悪の場合も覚悟しておいて下さい」医者は辛そうに陽子と和成に伝えた。
和成は心配する陽子の手をぎゅっと握った。

陽子は笑顔でベッドで無邪気に寝ている日向子をあやした。
「お母さん、ここにいるよ・・・ここにいるからね」
そして3人は、最初で最後になるかもしれないとこの時に写真を撮ったのだった(参照:104話の冒頭部分)

その頃、学校出は夏子は休んでいる陽子の席を見つめ心配をしていた。校長も不安そうな顔をしてる。
陽子の実家、須藤家では良一が仏壇の前で険しい顔をしていた。飴屋の村上夫妻、茂樹もみんな日向子の事を心配していた。

丸庵には臨時休業と書かれた張り紙が貼ってある。
徳子、道夫、親友の育子、真知子、近所の安子、節子が心配そうに集まっていた。

道夫は落ち着かず、店の中をウロウロと歩き回り、徳子は仏壇の前で手を合わせて日向子の無事を祈っていた。仏壇には徳子の娘の写真があった。

徳子は急に何かを思い出し、大きい箱を引っ張り出してきた。
その様子を見ていた道夫は「あ、その箱!」と思わず声を出したが
「男はいい!女達!ちょっくらこっちきて手伝って!」と徳子は真知子達を呼んだ。

徳子が箱を開けると中から紙でできたお雛様の貼り絵が出てきた。
「・・・良かった。大丈夫だ」と徳子は確認した。
「女の子の節句は未だだけど、みんなで作ろう!」と徳子は声を上げた。
「つくろう!つくろう!」と一気に盛り上がる一同。
「よし!俺は飯でも作るか!」輪の中に入れずにいた道夫も盛り上げた。

― 陽子は看病疲れで日向子の手を握ったまま寝てしまった。
和成は陽子の肩にそっと毛布をかけてあげる。

陽子は夢をみていた―

丸山家の縁側で母紘子(原田知世)と日向子を抱いている陽子が座っている。

紘子はふふふっと日向子を見て
「可愛いわね。女の子なのね」と嬉しそうに言った。
「うん、日向子ってつけたの。“ひなた”の子て。」陽子は笑顔で説明した。

「いい名前、つけたわね」
「よかった。おかあさん、日向子を抱っこしてあげて」と陽子は紘子に日向子を抱かせようとするが紘子は何も言わず首を振るだけだった。


「・・・陽子!陽子!」
目が覚めると和成が日向子を抱っこして嬉しそうにしている。
「熱!下がったよ!!陽子!!」

― 丸山家ではひな祭りの飾り付けが終わって一息ついた頃だった。和成が走って帰って来た。
「大丈夫だ!!!」和成は日向子の無事を大声で伝えた。
徳子は号泣し、道夫は嬉しくて和成を叩き、他の女性達もおおいに喜んだ。

― 現代の陽子(若尾文子)は“ありえないって言われるかもしれないけど、今でも信じてる、母が日向子を返したんだって”と振り返るのだった。

― 数日後、陽子は職場に復帰し、学校で以前と同じように授業を教えていた。陽子が職員室に戻ると“ご苦労様”と言ってきた。陽子は夏子の後ろに見える校長が気になったがとても忙しそうに何か書類のようなものをチェックしていた。

陽子は学校に復帰した日の事を思い出していた。
「申し訳ありませんでいた」
「よかった」
深々と頭を下げた陽子に対して萩原校長は、笑顔で娘の無事を喜んだ。
「ありがとうございます」陽子はもう一度頭を下げた。

それから、萩原校長は陽子に対して何も言ってこなかった。
依然言われた『自分の子供と生徒をどっちを取るか?』の質問に陽子は『自分の子供』を選択したことにも関わらず、なにも言われないというのが陽子には重く感じた。

どうしていいか分からず、陽子は岐路に着いたが入り口で何かを決心し、店の中に入っていくのだった。


【おひさま 第105話(8月5日放送) 感想・レビュー】

いやいや、萩原校長先生、なかなかいい先生かもしれませんね。
満面な笑顔で『・・・良かったぁ』って。
とは言うものの、依然何を考えているか謎な部分があります。

さて、今回は久しぶりに紘子(原田知世)母さんが出てきました。
井上真央さんとの共演・・・なんつーか、ドキドキしました(笑)
須藤家の縁側ってシチュエーションがいいですね。
のほほんって感じで(笑)

いやーとりあえず、日向子ちゃんのピンチは回避できたけども陽子先生はどういった決断をするんでしょうか?楽しみです。

話は変わるのですが、先日チャンネルを回していたら、なんかの刑事ドラマがやっていて運転手役の中原丈雄さんが金持ち役で出ていました。途中から見たので、一瞬、運転手から出世したんだなーってわけわからないことを思ってしまいました(爆)