おひさま 第20週「女たちに乾杯」 視聴率とあらすじまとめ

■第20週「女たちに乾杯」
最高視聴率  20.2% 8/19(金)  


陽子が行う勉強会に参会していたかつての教え子、石井ケイコ(石橋杏奈)に連れられ、木村ハナ(土屋太鳳)が加わった。
事故で足を引きずることになったハナは、明るく勉強と働く事が好きと陽子に伝える。
二人の生徒に陽子は自分の本を貸し出してあげるのだった。

そんな折、役場の助役(つまみ枝豆)が進駐軍に松本で一番美味いそばを振舞いたいので、是非、丸庵に協力して欲しいと頼み込んできた。

決めあぐねている道夫(串田和美)に助役は、心配な材料は全て揃えると言い切る。和成(高良健吾)は、余った材料は貰うことを条件に引き受けようと道夫と徳子(樋口可南子)に提案し、助役の申し出を受けた。

そばを振舞う日に道夫は肩をケガしてしまい、そば打ちができなくなったが、徳子が代わりにそばを打つ。徳子のそば打ちを驚きのまなざしで見る陽子に和成は「俺より上手いんだ」と言う。

しかし提供したソバのほとんどが残されしまう。
落ち込む和成に若い進駐軍の一人の男性が和成に腕相撲の勝負と誘ってきた。
和成は進駐軍の男に見事、勝利する。

余ったそば粉で、久しぶりにそばをお客さんに出そうという道夫に対して、そば粉をこんにゃく麺に混ぜることで多くの人にそばの風味だけでも味わってもらおう和成は提案する。
道夫は、息子がいつのまにか店の事を真剣に考えるまでに成長している事を喜ぶ。

安曇野の良一(寺脇康文)と茂樹(永山絢斗)のもとにに宮本タケオ(柄本時生)が嫁をもらうと報告しにやってきた。タケオは、終始デレデレで浮かれっぱなし。

その頃、丸庵に夢中でそばを食べていた女性客がいた。女性客は陽子が帰宅したとたん突然立ち上がり、陽子のことを凝視する。
そして、いきなり立ち上がるや自分は(安藤サクラ)は、タケオの嫁になるミツだと名乗り出る。

陽子達は突然の事に驚くがタケオとミツを祝福する。
タケオが今でも好きだという陽子を偵察しにきたとミツは正直に告白し、陽子に負けないくらい幸せになると宣言する。陽子も「私だって負けません」と応じる。
そんなミツに陽子は友達になってくれとお願いをし、二人は友達になる。

陽子が働いている食品会社では、日向子が泣き声に“うるさくて仕事にならない”と同僚の竹内(野間口徹)が陽子に叱責する。
しかし田所良子(紺野まひる)は竹内の仕事には元々ミスがあることを指摘し、それに対して陽子はミスがなく、それを報告すると竹内がクビになる可能性があると示唆する。
竹内は、何もいえなくなってしまう。

陽子と二人きりになった田所は、陽子と同じく出征前日に祝言を挙げたことを告白する。
そして夫は帰ってこなかったと伝えた。


東京の小さな出版社に勤めはじめた筒井育子(満島ひかり)から手紙が届く。
手紙には東京のことや仕事ぶりが書かれていた。
陽子は育子の居場所が見つかったと安堵する。

医学専門学校の受験勉強に励んでいた茂樹にも育子から手紙が届いてた。
そこには『1回目で受かるなんて考えないでしょう?』といった育子らしい内容が書かれていた。


そして時代は昭和25年になる。
丸庵が出しているそばにもうこんにゃくは入っていなかった。