NHK朝ドラマ おひさま 93話あらすじ&感想

【おひさま 第93話(7月20日放送) あらすじ】

陽子の祖母、桐野富士子(渡辺美佐子)は和成と陽子を見送った後
「嬉しかった…お客様扱いじゃないじゃないんだなぁ…って」と幸せそうに今朝の出来事を思い出す。

徳子は「家族ですから」と声をかえた。

富士子は「ありがとう…孫にしかられるなんて。なんて幸せなんでしょうわたくし…。でもね、あの子、以前に会った時と違う気がするのよ」と女学校時代の陽子を思い出す。

徳子は「色々あったからね~この時代に先生やっていて辛い思いをたくさんしてたみたいだし・・・。」説明する。

「だから、あの子、強くなってるんじゃないですかね?それに母親になるんですよね、もうすぐ」

「おばあさまにお礼を言わないと。紘子さん…陽子のお母さんを生まなかったらこうやって陽子と暮らす事はできなかったかいね。ありがとうございます。」と陽子を嫁にもらったことを感謝する。

「どういたしまして」と富士子は軽く会釈した。

「本人がいるところでは恥ずかしくて言えませんからね」と徳子は笑った。
富士子は「いい所にお嫁に来たんですね。ありがとうございます。」と深く頭を下げる。
「どういたしまして」今度は徳子が軽く会釈し、二人はおかしくなり笑った。

「さてと…手伝ってください。お店。」と徳子は立ち上がった。
それを聞いた富士子は「嬉しい!一度、こういう所で働きたいと思っていたんです!」と喜んだ。

―富士子の運転手である神蔵正太郎は富士子の家を守る為に東京へ戻る事に。
その姿は少し寂しそうだったと後に陽子は聞かされた。

―夕方になり、丸庵では富士子が丁寧に客に応対していた。
すると男性客が丸庵に入ってきた。富士子は、入り口まで行き「ようこそおいでくださいました。ありがとうございます。」と深く挨拶をすると男性は「…こりゃ、どうもご丁寧に」と緊張しながら応えた。

そんな富士子の様子を学校から帰ってきた陽子は楽しそうに見ていたが着替えてくると伝え、二階の自分の部屋へ。
すると今度は陽子の親友の筒井育子が店にやってきた。
富士子は育子だとは気づかずに他の客と同じように「丸庵にようこそ」と頭を下げた。
育子は「あれ?おばあさま?」と意外な人物が丸庵で挨拶をしてきたことに驚いた。

―丸庵の入り口には準備中の札。
「…そうですか、東京にね、いらしていたの…それは大変でしたね。」と富士子は育子の話を聞いていた。

育子は「私なんて、ちっーとも。もっと大変な人は大勢いました」と遠慮すると富士子は
「苦労の重さは比較するものではありません。辛かった。悲しかった…それだけでいい。誰かと比べる必要なんてありません。」と指摘する。
富士子の思いやりに「はい。ありがとうございます。」と涙を浮かべる育子。

その時「こんにちわ」と真知子が訪ねてきた。
育子同様、富士子がいることに驚いく真知子。
真知子もお腹の子が心配で来たと理由を言った。

陽子の部屋に真知子と育子はあがり楽しそうに3人で話していた。
「ねえ、陽子、怖くねえの?お腹の中に命があるって…」と育子は不安そうに尋ねた。
陽子は小さく頷きながら「…でも、私が怖くなっていたら、この子も怖くなるって…今はとにかく世界中のお母さんを尊敬してしまう気分ね」と笑った。

そして「…それで育子どしたの?話したい事があるんでしょ?…真知子さんもね?」と二人に質問するのだった。


【おひさま 第93話(7月20日放送) 感想・レビュー】

神蔵さんー!!!
ということで、今日は素敵な運転手神蔵正太郎さんとのお別れです。
強制的にです…かなり可哀相(泣)

「寂しそうにみえたらしいわ」と説明されてますが…当然でしょうね(笑)
うすうすは気づいていましたが、運転手というより、お手伝いさんです。

先日、TVを観ていて気づいたんですが、ソフトバンクの白戸家のCMで
白戸家の場合/ 母:樋口可南子       祖母:若尾文子
丸山家の場合/ 娘:若尾文子(現代の陽子)  母:樋口可南子 ・・・・・立場が逆なんですよね(笑)