NHK朝ドラマ おひさま 90話あらすじ&感想

【おひさま 第90話(7月16日放送) あらすじ】

新聞には陽子の祖母、桐野富士子(渡辺美佐子)の夫「桐野栄一が亡くなった」という記事が掲載されていた。家族制度が廃止され、財産を募集されるであろうと悲観した覚悟の死ではないかと書いてあった。
そして祖母は遺産を寄付したという記事が目に留まる。怒っているような顔写真と寄付したという記事が祖母らしいと思う陽子だった。

父、良一(寺脇康文)も安曇野の自宅でその記事を目にしていた。
妻である紘子の仏壇に目をやり「君のお父様が亡くなった…ずっと会えなかったもんな。そちらでゆっくり会えるな」と写真に語りかけた。「どうしてらっしゃるんだろうな…お寂しいだろうな…」と心配する。

陽子は丸庵で和成、徳子、節子と祖母の話をしていた。
「私、祖母のひ孫が生まれすと手紙を書いたが返事がなかったから、心配していたんです」

その時、富士子は運転手(中原丈雄)と丸庵の玄関の前に立っていた。中から自分の話をしていることに気づき、入ろうとしない。

陽子は嬉しそうに「お婆様は、とっても素敵な方なんです。とってもおしゃれで帽子が素敵で靴も素敵で…」と答えた。それを店の外でニッコリ聞いている富士子。

陽子は富士子について更に続けた。
「でも怒った顔はちょっと怖いんです。この辺がきゅーってあがっちゃって…それに結構負けずきらいというか頑固というか…」

それを聞いていた祖母は玄関の前で固まってしまい、運転手に「あんな事言ってるけど?」みたいな表情をするが運転手は目を背けた。

「でも大好きなんです、おばあさまのこと」陽子が最後に付け加えた。

和成が「花嫁衣装もらったんだよね」と言うと徳子が「きれいだったね、きっと趣味がいい人団と思う。娘のための衣装をみたらわかる。金持ちだから趣味がいいとは限らないね」と富士子のセンスを褒めた。
陽子は「なるほど~私のおばあさまは趣味がいい方の金持ちですね」とニッコリ。

店を開けるため慌てて丸庵を出た節子は玄関の前にいた富士子に出会う。
節子は、その夫人が富士子だと思わず新聞の富士子の写真と見比べて「似てますね…」といい、丸庵に引き返す。富士子と節子と陽子はまたも盛り上がってしまう。
和成は玄関にいた富士子に気がつくが3人は大騒ぎしていて気がつかない。

富士子は「しずかになさい!!」と一喝する。

そして「私、怒ると怖くて、頑固で負けずきらいの桐野でございます」と自己紹介をした。
陽子は「おじいさまの事お悔やみ申し上げます…」というが
「ありがとうございます、でも違う用件で参りました。陽子、おめでとう、子供が産まれるんですね?私からのお祝いです」と運転手から風呂敷に包まれた箱を手渡される。

開けてみると桐の箱に入っていた白いブラウス(?)が入っていた。陽子は箱を開けた瞬間、大喜びする。
「気に入っていただけて良かった。一応、趣味のいい方の金持ちのつもりです…」とチクリ。

そして用事が済んだと帰ろうとする富士子。
「嫌です!返しません!絶対に!!もっと一緒にいたいんです!!お話ししたいんです!!」と陽子は怒った顔で懇願した。

富士子はやや呆れたような表情で「あなたの方がよっぽど怒るのが怖いのね」と笑った。陽子は目に涙を浮かべ「おばあさまの孫ですから」と述べた。

台所でお茶の準備をしている陽子に運転手は
「奥様は本当はお寂しいと思います。今日も楽しみにしていたんです。そして、この頃はひ孫ができるんだひ孫ができるんだ!と毎日そればかりで」と富士子について説明する。陽子は嬉しそうに頷くのだった。

「和成さん、よく無事で帰って来て、ご苦労様でした。ありがとうございます。」
富士子は和成が生きて帰ってきたことに感謝した。
和成も「有難うございます」と返答する。

富士子にお茶を出す陽子は、あるお願いをしようと心に決めていたのだった。


【おひさま 第90話(7月16日放送) 感想・レビュー】

どうも予想が当たりませんね~
陽子の御爺様、丸庵にやって来ると思ったんですが…

それにしてもお婆様も素敵ですが中原さんが演じる運転手さんも素敵です。
運転手さんの粋な孫への計らいは、なかなかです。
最近、ミッチーこと丸山道夫さんが朝のシーンにいないんですが…仕入れ頑張っているんですね。