NHK朝ドラマ おひさま 89話あらすじ&感想

【おひさま 第89話(7月15日放送) あらすじ】

―現代。
原口房子(斉藤由貴)は、朝食を食べている夫、宏(阿南健治)と長男の武志(松川尚瑠輝)に
「お給料が低くても仕事があるだけでありがたい。バカでも学校にいけるだけで感謝しなくちゃ。」と励ます。房子の様子が違う事に戸惑う原口家だった。

―1946年秋
時代はまだまだ物不足、食糧不足だった。
しかし、だんだん良くなる!という雰囲気があったと陽子(井上真央)は振り返る。

義父、丸山道夫(串田和美)は朝から蕎麦の仕入れ先を求めて遠くに出かけていった。徳子(樋口可南子)は“蕎麦に関わっていればあの人は幸せなんだよ”と嬉しそうにしている。

陽子(井上真央)のお腹は大きくなっていた。
朝食で一品(卵焼き)多く食べる事を申し訳なさそうにする陽子に
「その子のためにあげているんだからね」
と徳子は陽子に余計な気を使わせないように優しく言った。

和成(高良健吾)は大きくなった陽子のお腹を微笑みながら見ていた。
すると徳子は「和成、幸せを噛み締めてないで、さっさと食べなさい。」と注意する。
そして朝からいちゃつく2人に
「ほら!いちゃいちゃしない!」と徳子はからかうのだった。

―学校の職員室で大変そうに移動する陽子を心配する夏子先生(伊藤歩)。
陽子は「大丈夫です」と笑顔で応えた。
すると学校に新しく赴任してきた萩原校長(矢島健一)が耳元で

「おめでたい事とは思いますが、今は新しい教育改革の大事な時期です。くれぐれも足手まといにならないようお願いします。」とボソリと言われる。
陽子は気丈に「心配をおかけして申し訳ありません」と応えるのだった。

―教室への移動中に夏子は校長について“頭に来る!考えが新しいんだか古いんだかわからない。”と愚痴をこぼす。
「口では新しい事を言っているようで実は女を馬鹿にしているのよ!しんどい事があったら私だけに言いなさい!」と夏子は陽子を励ますのだった。陽子は嬉しくなり「はい」と返事をした。

当時、少しづつだけど学校も明るさを取り戻しつつあった。
ろくな教材はなかったけど、楽しさがあったと陽子(若尾文子)は振りかえる。

その頃、農地解放が行われ丸庵が借りていた蕎麦畑(徳子と陽子が初めて出会った)ではもう蕎麦が作られなくなってしまった。
道夫は、落ち込むが徳子は「小作農家の人からしてみたら苦労が報われたんだから良かったんじゃない」と気を取り直そうとする。

するとじっと何かを考えていた和成が
「いつかさ、この家で自分達の蕎麦畑を持とうよ…自分達のさ…」と笑顔で静かに語った。
道夫も徳子も和成が言った事に喜んで賛同した。

―翌朝、宮澤節子(白川由美)が慌てた様子で陽子に新聞を見せた。
「この前、話してたあなたのおばあ様のことじゃない?」

そこには確かに陽子の祖母、桐野富士子(渡辺美佐子)の顔が掲載されていた…



【おひさま 第89話(7月15日放送) 感想・レビュー】

久しぶりに房子の原口家からのスタートです。
戦時中の話をたっぷり聞いて、自分達の生活を振り返り感謝をする房子。
これってとてもいい演出ですよね。

ようやく、房子がちょいちょい出ている意味がでてきましたね。
しかし、相変わらず息子は朝からカップラーメンです(笑)
本当にこんな高校生いるのでしょうか…

さて、御祖母様が久しぶりに出てきそうです。
爺様は今回、出てくるのでしょうか注目ですね。

…ひ孫が生まれて
「めでたい!!爺ちゃんが、蕎麦畑くらい買うたるでぇ!」みたいな事になるのでしょうか。