NHK朝ドラマ おひさま 85話あらすじ&感想

【おひさま 第85話(7月11日放送) あらすじ】

村瀬(佐藤仁美)と名乗る女性は娘とともに名古屋で助けてくれた春樹(田中圭)にお礼を言いに安曇野までやってきたのだった。

「いつか、お礼にと思っておりましたが戦時中は伺えず…やっと来られました」と説明する村瀬に陽子(井上真央)、父良一(寺脇康文)と茂樹(永山絢斗)は、やや困惑の表情を浮かべつつ「わざわざ、ありがとうございます」と礼を述べた。

春樹が在宅していないかを尋ねた村瀬に良一は春樹の事を説明した。

村瀬は、失礼な事をしたと慌てて謝ったが良一は
「とんでもない。嬉しいです、春樹のことを覚えていて頂いて。春樹も喜んでいると思います。」
と感謝の言葉を口にする。

村瀬は助けてもらった当時、春樹に助けてもらわなかったら娘は危なかったと後に診てもらった医者に言われたこと、娘と命の恩人である先生にいつか会いに行こうと約束をした事を涙を流しながら話した。

「春樹は、あいつは医者として……医者として仕事をしたんですね……良かった……良かった…………」と良一は嬉しそうに口にした。幼い娘は春樹に会えないと聞くと残念そうに俯いた。

陽子は、そんな幼い娘に名前を尋ねると
「ひろ子…村瀬ひろ子」と答えた。
陽子の母、須藤紘子(原田知世)と同じ名前だったことに母を懐かしむ陽子。
良一は「いつまでも元気でね」と笑顔でひろ子に声をかけた。

「大きくなったらどんな人になるの?」と陽子は尋ねると
「須藤先生のようなお医者様を助ける看護婦になりたい」ともじもじしながら答えた。
そのセリフに陽子は思わず涙ぐんでしまうのだった。

―親子が帰った後、三人は縁側で春樹の話をしていた。
茂樹は「まいったな~兄貴、カッコよすぎだよ。最後の最後までさ~弟しては参っちゃうね」と嬉しそうに言った。

「陽子、俺はどうすればいいかな?なんか皆からカッコいいと思われる人間になる方法はないかな?」と尋ねた。陽子は「茂兄ちゃんは茂兄ちゃんよ」と優しく諭したが「小学校の先生のような事言うなよ」とこぼされる。
陽子「小学校の先生だもん」
茂樹「そ、そうだったな…じゃ、映画俳優とかはどうかな?」
「無理です」と陽子は一蹴する。
「じゃあ、歌手とかは?」とまた詰め寄るが「もっと無理!」と言われ漫才のような会話をする2人。

「お父さん、なんか無いですかね~?」今度は父にふるも、良一はそんな陽子と茂樹のやりとりから茂樹と陽子が三味線持って漫才コンビを組んでいる姿を想像してしまい思いっきり笑ってしまう。
二人は「何を想像したんですか?」と問い詰めるが「言わない」と良一は笑いながら最後まで教えなかった。

―その頃、丸庵の前に野菜がたくさん乗ったリアカーをひいたタケオ(柄本時生)がやってきていた。タケオは丸庵の様子を外から覗こうとしたときにノレンを外そうとした徳子(樋口可南子)と鉢合わせになってしまう。

徳子は、タケオの事を客だと思い、店に食べ物がないので閉店することを詫びた。そこに和成(高良健吾)も謝りに来た。
「…よ、陽子さんは…い、い…います…か?」
完全アウェーのよう感じで緊張したタケオはいつもにまして上手く喋れない。

カミカミのタケオに対し和成は「陽子は実家の安曇野に帰っておりますが…?」と爽やかに応えた。
「…安曇野の実家?ありゃー」と困惑しているタケオに
「ひょっとして…タケオさんかい?」と和成は嬉しそうに質問する。
「…あ、はい。おめーが陽子の…」
「丸山和成です」

笑顔で答えた和成に困惑しつつ「エヘッ」無理やり笑顔をみせるタケオだった。


【おひさま 第85話(7月11日放送) 感想・レビュー】

今回の村瀬さん役(佐藤仁美さん)、恐らく今日が最後の出演でしょうか…とても残念。キャラ的にもわざわざ名古屋からお礼を言いにくるなんて素晴らしい人柄です。
そして、春樹が助けた娘が誰かを助けたいと願っている…素直に感動しました。

それに対してタケオ君…いきなり敵地、丸庵に乗り込んでくるとは!!
出てきた若い男(和成)に『この男が陽子の夫では?』と表情を曇らせるシーンなど思わずニヤリとしてしまいます。
そして野菜を届けに来た目的が気になります。

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