【おひさま 第83話(7月8日放送) あらすじ】
―丸庵に遊びに来ている相馬真知子(マイコ)と筒井育子(満島ひかり)は陽子(井上真央)を囲って会話を楽しんでいた。
真知子は、男性職員が復帰してきた事により郵便局の仕事が無くなり、父親の競争相手の紡績工場で働くことになったことを嬉しそうに話した。
育子は、実家の本屋が営業再開へ準備を始めたことや、
もう一度東京へ行こうと決意し、今、その本を読んで教養を身につけていると報告する。そして、自分は日本だけに納まる器じゃないと窓の外のおひさまを見上げながら誇らしげに口にする。「今日はいい天気ね~」「本当ね~」と育子が言った事をスルーする二人。
育子は、今は禁止されていた外国の本を読める時代になったこと、今後は女性にも参政権が与えられる事等を話した。3人はこれから女性が活躍する時代に心躍らせる。
―そんなある日
陽子が帰宅すると丸庵の前で近所の宮下啓子(初音映莉子)と息子が遊んでいた。
二人に声をかけると宮下の家の前で男性が「宮下さん!」と戸を叩いていた。
啓子の表情は一気に堅くなった。
そのため男性が呼んでも応える事ができないでいた。
男性は丸庵の前にいた陽子達に「宮下さんは何処に?」と尋ねてきた。
啓子は恐る恐る「宮下の家内です…」と説明した。
男性は、機械的な動作でカバンから封筒を取り出し両手で啓子に手渡し一礼をし帰っていった。
封筒から手紙を取り出す啓子の手は震えていた。
「いやー!!なんで!?」と泣き叫ぶ啓子。
その声に理髪店から宮澤節子(白川由美)、丸庵から徳子(樋口可南子)と道夫(串田和美)が出てきた。
陽子は、どうすることもできず、ただ抱きしめる事しかできなかった。
その日の夜―
丸庵で啓子の夫、コウゾウの事で言葉が出ない4人(徳子、道夫、陽子、和成)。
和成はいきなりテーブルを叩き怒りをあらわにする。
―自室に戻った陽子に和成は「さっきは机を叩いたりしてゴメン…」と謝る。
そして和成は「コウゾウさんは、3つ年上でね…凄い好きで兄貴のように慕ってたんだ。」とコウゾウについて話し始めた。
「啓子さんを嫁に貰ったときも“お前も早く嫁をもらえ”って言われて“啓子さんに負けないくらいの綺麗な嫁さんを貰うよ”と言ってやったよ。」和成の目には涙が浮かんでいた。
「陽子を自慢してやりたかった…悔しかっただろうな…」と和成はうな垂れてしまう。
そんな和成に陽子は
「コウゾウさんと和さんの思い出を話してください。コウゾウさんには会えないけど、話を聞かせてもらうことで挨拶します」と頼んだ。
和成は、コウゾウは遊びの天才でいつも遊んでいたことを語りだした。
ある日、止まっていた貨物列車に乗り込み葡萄を拝借してきたこと、それが徳子にバレて二人共、尻を叩かれ泣いた事を懐かしそうに話すのだった。
―啓子はその後、実家の塩尻に移り住んだ(by 若尾文子)
【おひさま 第83話(7月8日放送) 感想・レビュー】
昨日、皆さんは新ドラマ「それでも、生きゆく」をご覧になられました?
全くの予備知識を持たないで見たんですが…
瑛太さんの弟役が田中圭さんで田中圭さんの演じる茂樹兄さんの弟が瑛太さんの弟である永山絢斗という面白い関係でした。
啓子さんの旦那様の話ですが、年明けて通達とは…可哀相な話です。
ただ、既に予感していたのかもしれませんね。
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