NHK朝ドラマ おひさま 75話あらすじ&感想

【おひさま 第75話(6月29日放送) あらすじ】

―前回からの続き
泣き崩れる高橋夏子先生(伊藤歩)を陽子(井上真央)は後ろから支える。
夏子は思い出したかのように広島へ行かなくっちゃと呟き、職員室を飛び出そうとした。
校長(綾田俊樹)は、交通は遮断されているから広島にたどり着く事はできないだろうと説得する。夏子はそのまま倒れてしまう。

宿直室で目を覚ます夏子は、結婚を誓った彼に会いたいと口にする。
となりで介抱していた陽子は「夏子先生、うちに来ませんか?一人暮らしでしょ?」と落ち込んでいる夏子を招待しようとするが

「彼は私の下宿先とここ(学校)しかしらない。もし運よく逃れていて家に来るかもしれない」と夏子は断った。(しかし、夏子の彼はやってくることはなかった…夏子は結婚せず、その彼のことを思い続けたのだった by 若尾文子)

―それから数日後
大事な放送があるからラジオを聴くようにとお達しがあった非番だった陽子は丸山家で
丸山道夫(串田和美)丸山徳子(樋口可南子)岩本安子(吉村実子)宮澤節子(白川由美)宮下啓子(初音映莉子)とラジオを聴いていた。

須藤家では良一 (寺脇康文)、タケオの両親の宮本次郎(村松利史)とハル(角替和枝)が、学校では夏子や校長などの職員がラジオに注意深く耳を傾けていた。

ラジオから聴こえる声に「天皇陛下のお声か?」と質問する道夫。
「たぶん…」と答える徳子。

そして玉音放送は終戦を告げたのだった。

「日本は負けたんだね・・・」信じられないといった中で
徳子が「これから先、どうなるの?」と道夫に質問した。
道夫は困った様子で「わからん、今まで負けたことないからな~」と答えるのがやっとだった。

物心ついた時から戦争が当たり前だった陽子は、理解できても受け止められない不思議な感覚に陥ってた。気持ちを落ち着けるためか、やかんに水を入れ沸かそうとする陽子。

陽子の様子がおかしいと思った徳子は陽子の頭が熱いことに気づく。
陽子は、初恋以来、初めて熱を出し寝込んでしまった。

―陽子が目が覚めたときあたりは既に夜だった。
階段を下りると電気をつけて晩酌をしている徳子と道夫の姿が。

陽子は「お母さん、灯りを消さないと!」と慌てるが
徳子は優しい口調で「いいんだよ。戦争が終わったのだから。外を見てみなさい。」と
陽子に外の様子を見てくるように言う。

外に出てみると近所の家や電柱、全てに灯りが煌々とついていた。
陽子は、明るく照らされている松本の町に驚き、一瞬足元がふらついた。

灯りを見て、走馬灯のように今までのことを思い出す。
戦争が終わったと初めて実感したのだった。


【おひさま 第75話(6月29日放送) 感想・レビュー】

夏子先生のご乱心から一気に終戦です。

今日の回を見逃すとパニックになるかもしれませんね。
観てない人は再放送をお見逃しないように(笑)

「日本の負け」という想像していなかった出来事に対し口にした
「日本は、負けたのか・・・で、この先どうなるの?」という劇中のセリフは
とても重く濃度の濃いセリフに感じました。

さて、いよいよ明日から帰郷シーズンです。
誰が帰ってくるのでしょうか?いや~ドキドキです。

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