NHK朝ドラマ おひさま 74話あらすじ&感想

【おひさま 第74話(6月28日放送) あらすじ】

陽子(井上真央)が自室で春樹(田中圭)の本を見ながら泣いていると父、良一がやってきた。
「その本、懐かしいな…春樹は陽子が生まれながらに太陽を持っていると羨ましがっていたよ。どうして自分の名前を陽一とか陽介とかにしてくれなかったかとあの春樹が珍しくすねていたよ」と説明した。

「春樹は良い奴だった。だから誇りに思おう!いつまでもメソメソしていたら春樹に悪いし春樹には似合わない。」と良一は陽子に言うのだった。


丸庵に戻ってきた陽子は、晩御飯の支度を張り切って手伝っていた。その姿に徳子(樋口可南子)は「陽子、あんまり無理しなくて良いよ」と心配するが「父とメソメソしないと約束したんです」と明るく陽子は答えるのだった。

食後、徳子は「この戦争、勝つよね?勝ってもらわないと!」と道夫に恐る恐る尋ねるが道夫は無言で頷くだけだった。そして自分達の息子、和成(高良健吾)のことを心配すると道夫は「心に太陽を持て」と春樹が好きだった詩を徳子に聞かせた。

―あくる日
授業が終わると親友の筒井育子(満島ひかり)が陽子を心配して訪ねてきた。陽子は自分は平気で春樹兄さんの分まで長生きするの!と元気な様子を見せる。

そして二人は相馬真知子(マイコ)の自宅を訪ねた。

真知子は陽子をみるや「このたびは…」と言い始めたので陽子は「そんなのいいわ。ありがとう。」とニッコリと制止させた。

落ち込んでいる真知子に陽子は
「春樹兄さんが戦地に行く前、松本に泊まったの。そしたら“俺は真面目でつまらない男だ”って言ったの。確かに幼くして母を亡くして弟と妹の面倒を見なくてはいけなくなったから、きっとしっかりしなくちゃいけないって思ったと思う。わがままなんて一度も聞いたこと無いわ」と春樹の話を真知子に語り始めた。

「そんな春樹兄さんが最後にわがままを言わせてくれって。戦地から戻ってこなかったからこれを真知子さんにって…」と春樹が陽子に託した手紙を真知子に差し出す。

そして陽子は「真知子さんの心の中に兄を生かせてあげてください。」と頭を下げる。
真知子は「確かに受け取りました」と手紙を受け取るのだった。

涙を見せないよう真知子は、後ろにあった机に座ると「ごめんなさい。逆なのに…」と陽子に謝った。陽子は「何言ってるの。真知子さんは泣いて良い」と後ろから抱きしめるのだった。

育子は「なんでこんな悲しい事ばかり起こるんだろうね…こうなったら3人一緒に亡くなられた人の分まで長生きしようね!裏切りはだめだからね!絶対!白紙同盟一緒に」と約束するのだった。


―1945年8月

職員室に入ってきた校長(綾田俊樹)は扇子を仰ぎながら
「広島が新型爆弾でやられたそうですな…なんでも町が消えたとか」

広島に結婚を約束した彼氏がいる高橋夏子先生(伊藤歩)は、それを聞きショックで取り乱しすのだった。



【おひさま 第74話(6月28日放送) 感想・レビュー】

白紙同盟というキーワード、久しぶりに出てきましたね。
途中から観ている人は何のことやらでしょう。
詳しくは第八話「乙女の祈り」で(笑)

さて、長生同盟となった3人ですが
現代の育子はガラパゴスから電話をしてきたことから
どうやらかなりアクティブに長生きをしているみたいです。
ガラパゴスで何をしているかは、たぶん明らかにならないでしょう。

生徒の杏子ちゃん、幼馴染のタケオっちも生存が確認されているんですが
真知子さんがまだ出てきてません。
出てきたのは真知子さんの大事にしていた『須藤家の便所の取っ手』の陽子の分だけです。約束どおり、長生きしてるのでしょうかね。

陽子が手紙を渡すシーンで、久しぶりに目頭が熱くなってしまいました。

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