NHK朝ドラマ おひさま 64話あらすじ&感想

【おひさま 第64話(6月16日放送) あらすじ】

丸庵に真知子(マイコ)が喪服を着て陽子を訪ねてきた。
陽子(井上真央)の部屋に通された真知子は自分の婚約者が事故死したことを話し始める。

真知子の両親と婚約者の親は葬儀に来なくていいと言うが、今から神戸へ行く所だと事情を話す。
しかし真知子は、婚約者が亡くなったというのに涙が出てこない、心のどこかで自由になれたと思う自分がいることを打ち明け、

「自分は悪魔で死ねばよかったのは自分のほうだわ」と取り乱す。

そんな真知子を陽子はぎゅっと抱き締めるのだった。

一方、店にいた徳子(樋口可南子)と道夫(串田和美)は真知子のだいたいの事情を察し、元気になる魔法のお菓子を作り始める。

帰り際、真知子と陽子の口の中に魔法のお菓子(カステラボールみたいなお菓子)を詰め込む。そして袋にたくさん入ったお菓子を持たせるのだった。


名古屋の酒場では陽子の父、良一(寺脇康文)と真知子の父、相馬剛三(平泉成)が酒を飲んでいた。剛三は娘の幸せを願って婚約させたことが裏目になった事を後悔していたが良一は「お嬢さんには伝わってますよ」とフォロー。
剛三は「あんた、いい奴だ。わしゃ、あんたが好きだ」と言い、耳元で「この戦争は負ける。あんたも準備をしておけ」と囁く。

すると良一は「ふざけるな。だったら今すぐ戦争を止めろ!俺の息子は二人とも戦地にいるんだ!」と剛三の胸ぐらをつかんだまま泣いてしまう。剛三は「すまなかった」と謝る事しかできなかった…。


―現代

房子(斉藤由貴)は陽子(若尾文子)に「私もその時代に生きてみたかった。私みたいな不自由なく生きてきた人間が言うのはおこがましいんですがね(笑)」と言うと陽子は
「ありがとう。それは私の“語り”が上手いおかげね」と切り返す。


―1944年4月

陽子は、受け持つ事になった新しいクラスの生徒に挨拶をした。子供達の中で東京から疎開してきた女の子だけ俯いていたのが気になるのだった。



【おひさま 第64話(6月16日放送) 感想・レビュー】

久しぶりに房子&陽子コンビが登場しましたね。
今回、ちょいと役に立ったアイテム「魔法のお菓子」…あれはどういうものでしょうか?沖縄のお菓子「サーターアンダギー」の小さい奴に見えましたが…長野ですし。

戦時中のことは詳しくないのですが、やはり偉い人や金持ちには戦況はちゃんと知らされていたんですね。そりゃ、寺脇パパも「ふざけるな」ですね。

真知子パパは、友達いないんですね。わざわざ、名古屋の寺脇パパに愚痴をこぼしに来るなんて…。トイレ立て籠もり事件以来の仲になったんですね。

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