NHK朝ドラマ おひさま 63話あらすじ&感想

【おひさま 第63話(6月15日放送) あらすじ】

戦況が悪くなったと噂されてきたこの頃、いよいよ食糧事情は悪くなり、食べるものは配給だけとなった。陽子(井上真央)は宮下啓子(初音映莉子)と共に鯖の配給に並んでいた。

「また鯖かぁ~」とつぶやく陽子に啓子は「そんなことを聞かれたら“鯖はきらいだったね”とか言われて減らされちゃうよ」と警告する。案の定、配給係の岩本安子(吉村実子)が「おたくは、鯖が嫌いだったよね?」と聞いてきた。
陽子は笑顔で「うちはみんな鯖が大好きなんです」とアピールするのだった。
家に戻ると長男の春樹(田中圭)から手紙が来ていた。

名古屋の食堂で久しぶりに会う春樹と父、良一(寺脇康文)。二人とも軍服を着ている。戦闘機の開発に携わることになった良一に春樹は体の心配をするが良一は大丈夫と安心させる。

いよいよ軍医として戦地に赴くことにした春樹は、戦地に行く前に陽子に会いに松本に行くと言う。良一は「こんなことを言ってはいけないのだが…」と何かを伝えようとするが春樹は「お父さんの気持ちは解っているつもりなので言わないでください」と断る。
そして弟茂樹(永山絢斗)と話した安曇野で病院を開業する話などをする。

すると若い母親(佐藤仁美)が子供をかかえて「お医者さまはいませんか!?」と血相を変えて入ってきた。春樹はすぐに子供を寝かせて往診する。
心配する母親に良一は「この人は安曇野の須藤病院の院長なので心配いりません」と落ち着かせのだった。

―春樹は住んでいた安曇野の家を懐かしそうに訪ねた。そこに開業した自分とそれを支える妻、真知子(マイコ)の姿を想像する。一瞬、フッと笑みを浮かべると一礼して安曇野の家を後にするのだった。

陽子は手紙を手に丸庵の前で春樹を待っていた。春樹は待っている陽子を後ろから眺めながら小さい頃も同じことをして驚かせたことを思い出していた。

徳子(樋口可南子)と道夫(串田和美)は春樹を歓迎する。道夫は「春君、蕎麦が無くてスマナイ・・・」うどんを出す。春樹は気を使い「蕎麦よりうどんが好きなんです」と言うが道夫は逆に落ち込んでしまう。慌てて春樹は「いや蕎麦のほうが好きです」と訂正するも道夫は「蕎麦がなくてすまねえ」とまた落ち込む。

風呂から上がった(と思う)春樹は自分の布団を用意をしている陽子に「頼みがある」と切り出す。そして“もし自分が戻らない事がわかったら真知子さんに届けて欲しい”と一通の封筒を差し出す。

「自分は真面目ですぐ我慢する性格らしい。だから最後くらいは自分らしくないことをしようと思う。気持ちを伝えられないまま最後を迎えるのは嫌だからな…真知子さんには迷惑だろうけど・・・」
陽子は、断る事もできず手紙を受け取るのだった。

その頃…安曇野の真知子には見合した婚約者が事故で亡くなったと知らせが入る。


【おひさま 第63話(6月15日放送) 感想・レビュー】

なんかとても見ごたえありました。

序盤の春兄さん、昔のようにしっかり者かと思いきや、安曇野で妄想したり、丸山家でのお茶目な一面をみせたり…とても愛すべきキャラクターです。
先日、天海祐希さん主演の『BOSS』で爆弾テロをしていた春兄さんとはだいぶ違います(当たり前ですが)

今回、序盤で出てきて春樹に子供を託していた母親の女性は佐藤仁美さんといいまして、個人的には大好きな女優さんの一人です。なんていっても演技力がハンパないんですよ、この人。昔はドラマ「海がきこえる」でヒロインとかやっていたんですが…なぜか脇役が増えてきちゃって…こんな演技が凄い人を名前もない役で使うなんて(泣)

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