蕎麦団子を食べた後、丸山和成(高良健吾)は子供達と一緒に脱穀機を回したりしてお手伝い。
子供達と仲良く作業する姿を遠めから作業しながら眺める陽子(井上真央)だった。
父、良一(寺脇康文)が家に着くと長男、春樹(田中圭)が出迎える。
突然の春樹の帰郷に喜ぶ良一。
夕食のとき春樹が卒業が一年早まり来年卒業することになった。
学んだ医学を役立てたいと良一に決意を話す。
春樹は陽子の料理(すいとん?)を褒め、いつでも嫁にいけると話す。
陽子は和成のことには触れずに「まだまだ先」と言う。その陽子のしぐさを気にかける良一。
翌日(?)須藤家に郵便配達勤めをしている真知子(マイコ)が自転車で郵便を届けにやってくる。
すると須藤家の門が開き、中から春樹が出てくる。
お互いに気づき緊張する二人。
春樹は、安曇野の帝王の娘が配達をしていることに驚き、「真知子さん?」と尋ねる。
そして「似合ってます。」とガチガチになって真知子の制服姿を褒めるのだった。
真知子も勇気を振り絞って「ハイネの詩集、ありがとうございました」とお礼を言うが春樹は「恥ずかしいので、捨ててください!」と願い出る。
意外なことを言われた真知子は「捨てません。凄くハイネがすきなんです」と力説すると春樹も「私も好きです」と告白する。
何かを言おうとするが春樹の口からは言葉が出てこない。
そして「お幸せに」と礼をして足早に逃げるように去っていくのだった。
陽子は、心ココに在らず的に窓を拭いている。
そんな陽子に良一は名古屋に行く前に松本の本屋と図書館に行きたい、たまには一緒にどうだ?と誘う。
松本に着いた陽子と良一は欲しかった本を買いご機嫌ムード。
良一は、腹が減ったので何か食べようと陽子を誘い、和成の店、丸庵に連れて行く。
良一が入ろうとする店が丸庵と知った陽子は遠慮するが強引な良一はそのまま店に。
「おいでなさんしー」と中から徳子(樋口可南子)が出てくる。
お客さんが陽子と良一と知ると徳子は慌てて亭主の道夫(串田和美)を呼ぶのだった。
店の奥から道夫だけでなく和成も出てくる。
突然の思わぬ来客に道夫は「店じまいだ!」とご機嫌になり和成にノレンを下ろさせる。
食事会がはじまり、自分の料理を褒めてもらって更にご機嫌になった道夫は陽子に日本酒を勧める。
飲んだ事がないと陽子は1度は断るが飲んでしまう。
すると「美味しい」とお酒の味に驚くのだった。
道夫は、とっておきの酒だと言い、陽子のお猪口に注いで行く。
-食事会もすっかり盛り上がってきた頃…
陽子の異変に和成が気がつく。
すると他の盛り上がっていた3人も陽子の様子がおかしいと心配する。
陽子は涙目になり「私…」と何かを伝えようとするのだった。
【おひさま 第53話(6月3日放送) 感想・レビュー】
イケメン和成の凄さを知ってしまったので、春兄ちゃんが子供に見えてしまいます(笑)
なんでしょうか、あの不器用さは。和成スマイルを習得するべしですね。
ハイネ詩集のくだりで
「恥ずかしいですから、捨ててください!」って思わず叫んでましたが、この場合の「恥ずかしい」ってのは、やっぱり自分が「身の程知らず」だった事についてなんでしょうかね。
この二人の会話のやり取りは、かなり奥が深そうです。

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