陽子（井上真央）は、女学校にあがっても田中ユキ（橋本真実）に教科書を書き写し送っていた。ある日、学校から帰ってみると田中ユキからの手紙がポストに1年ぶりに届いていた。
手紙には、近く神戸に行く事になり安曇野に行く事がなくなるので小学校で会わないかという内容が書かれていた。
陽子は、自転車を飛ばし、教室へ向かうと教室には、大きくなったユキが待っていた。
（ユキは、当時のぼろぼろだった服装ではなく、赤い上品な服を着て、髪もきれいに結わいており、既に当時の暮らしから脱出したことがわかる）
陽子の送ってくれた教科書を勉強したので計算や読み書き、英語も（少し）できるようになったこと、社長（どこの？）さんにヘッドハンティングされたこと、社員になり神戸にいくことになったこと・・・全て陽子のおかげだと感謝する。2人は許された時間、これまでのお互いの話をするのだった。
陽子は、自分は将来、先生になりたいといい、ユキは涙ながらに喜ぶ。ユキは教科書を送ってくれた陽子は自分にとっては、既に先生だと言う。2人は、今度は悲しい別れじゃないと教室を共に後にするのだった。帰り道、学校に炭を届けにきたタケオがユキに気づき驚く。そして安曇野でとれた野沢菜をお土産にユキに渡すとユキはタケオの耳元で陽子の事がまだすきなのかと尋ねるのだった。フリーズするタケオ・・・そのまま放置いていく2人（笑）。
陽子は夕食前、父良一（寺脇康文）に教師を目指す事を報告する。子は国の宝でそれを育てる教師は立派な仕事だと喜ぶ父と兄茂樹（永山絢斗）。陽子は母（原田知世）も教師を目指していたと祖母から聞いたことを話し、女学校卒業後、父を残していくことを気遣いつつ、がんばることを約束する。
良一は、茂樹と陽子が一緒に進路を話してくれたらお守りを2回にわけてもらいにいくことも無かったのにと軽いジョークを飛ばす。
翌日・・・すっかり、教師になったかのように考えていた陽子に真知子（マイコ）と育子（満島ひかり）は、なにやら笑いながら陽子に（陽子が教師になるにあたり立ちふさがる壁を）指摘するのだった。
【おひさま 25話（5月2日放送分） 感想＆レビュー】
大人になったユキちゃん、登場です。
あらすじでも書きましたが、ちょっと生活が楽になったみたいです。神戸に行って事業に成功しそうな勢いです。さて、ユキちゃん、方言やなまりが一切ありません。ちょっとナマリがあってもよかったのに・・・
そしてタケオ君、もはやワンポイントギャグのためだけに存在するキャラクターになってます。
学校の校庭に生えている草むらみたいなところから現れるタケオにユキちゃんは、一発で気づき
「タケオ君、変わらないね～」みたいなことを言います。
（そ・・・そうかな？だいぶ変わったんじゃないかな？）
※今回は、房子（斉藤由貴）が陽子（若尾文子）のお店に来たおばさんに「ユキちゃん！？あなたユキちゃんなのね！？」と迫るシーンがあるのですが、割愛。
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