【おひさま 23話(4月29日放送) あらすじ】
次の日の朝早くに父良一(寺脇パパ)は、行き先も言わず外出する。
茂樹の寝言(?)を枕元で楽しむ陽子(井上真央)と長男、春樹(田中圭)。
茂樹が(寝ながらハンドル操作みたいなことをしてる)険しい顔になると陽子が茂樹の耳元で応援する。
すると、茂樹は、「なんで飛行機に陽子が!?」と寝言を言って飛び起きる。
居間で勉強をみる茂樹に春樹は、茂樹が(いままでちゃんと)勉強していたことに感心するのだった。
そんな立派な兄達を見て、自分は幸せだと思う陽子。
3人は、いつも通る(畑の脇の小道みたいな)場所でお弁当を広げ昼食をとる。
よく食べる茂樹は、陽子に弁当がもうないのか?と尋ねるが
食べる事ばかりで景色を愛でる等しない茂樹に陽子は「秋も深まったな~」とか他に言う事はないのかと怒る。
それを聞いた茂樹は、すくっと立ち上がり「秋も深まったな~」と陽子の台詞をそっくりそのまま言うと「ということは…もうすぐ冬だー!」と大声で叫んだ。
春樹は、茂樹と陽子のやりとりを聞いて
「大人になったのかなっていないのかわからない、けど立派になって嬉しいよ」と笑うと
茂樹は、自分が養子になる事を命がけで死守した祖母の話を思い出し、春樹に何度も「感謝している」と言うのだった。
そこへタケオが偶然通りがかり「俺は、近いうちに遠くへ行くことになるから陽子を頼む!」と茂樹。
驚いたタケオは「ま、まかせておくれや!」と緊張した面持ちで約束すると「しつれいするじ!!」
「頼まれてしまった…頼まれてしまった…」
とブツブツ言いながら慌てて逃げていくかのように仕事にもどるのだった。
挙動不審な感じで去っていくタケオに「大丈夫か?あいつ」と心配する茂樹に陽子は
「まだ行く試験に合格したわけではないのになにが頼むよ」とツッコミをいれる。
その時、父良一が3人の元へやってきて弁当箱が空と知らされ強がるも残念がる。
良一は、春樹の時と同じ、学業祈願のお守りと神社の「安全祈願」のお守りを茂樹に渡すのだった。
朝から諏訪まで行ってきた父に感謝する茂樹に良一は
「こういうことは本当は母親がやるんだけどな・・・」と照れくさそうにするのだった。
「男決めた事だから石にかじりついてでもがんばれ」と強く茂樹を励ました良一は感慨深げに「秋も深まったな~」と言うと「ということはもうすぐ冬だな」と続けるのだった。
3人はそれを聞いて爆笑する。
翌日、春樹は陽子に真知子に渡す本について「よろしく頼む」といい、松本へ戻るのだった。
【おひさま 23話(4月29日放送) 感想&レビュー】
今日のお話は、平和なお話。
特に進展もなく須藤家の平和な一日。
途中に「こんなに笑う日はもうあまり無かったような」的なナレーションが入ります。
それくらい平和な話です。
エピソードも話の展開も、それほどありません。
出てくる人も須藤家4人+タケオだけです。
それにしてもタケオ君、ちょっと怖いです…前回といい今回といい、キョドってるし(爆)
子供の頃のあのオニギリみたいな面影はなくなってしまいました。
さて、今回は平和な話なので、各所に「お笑い」エッセンスが散りばめられてます。
まず衝撃的な寝相を茂樹が披露するところが挙げられます。。
両手を挙げてハンドル操作しながら寝る!
…ちょっとやりすぎなのでは?と思うけど今回は須藤家の平和がメインなので『アリ』です。
更に空の弁当箱を見た寺脇パパが「いや、いいんだ」って強がりながら
「…そうか…お弁当は空か…」って2回つぶやきます。…相当、残念なのが伝わる名演技です。
そして、その寺脇パパが弁当の事を忘れようとするかのように
「秋も深まったな~」って景色をみわたすんだけど、その時に陽子の顔が「ま、まさか…!?」って表情になり
「ということは、もうすぐ冬だ」と寺脇パパがオチをいいます。
しかし、そんな平和なエピソードでも最後のナレーションが春樹兄さんの初恋行方を暴露します。