NHK朝ドラマ おひさま 22話 あらすじ&感想

【おひさま 22話(4月28日放送) あらすじ】

陽子(井上真央)は茂樹(永山絢斗)に縁側でカメラの手入れをしている父良一(寺脇康文)の元に連れて行かれる。茂樹が父に切り出そうとした時、長男の春樹(田中圭)が帰ってくる。

驚く一同に春樹は、明日は休みだし、みんな(家族)の顔がみたくなったと答える。
「ちょうどいい」と茂樹も春樹の急な帰郷を興奮気味で喜ぶのだった。

改めて、居間に集まる須藤家の面々、陽子は台所でお茶の準備をしているが、早く父に話したい茂樹は、陽子をせかし、いつもボーっとしているくせにと毒づく。

が陽子に朝食を食べながら居眠りをして鼻を味噌汁につけて火傷したくせにと反撃されてしまう。

そして陽子は、「そんな人が海軍なんかに入れっこないんだわ」と口を滑らせてしまう。

一同は驚き沈黙になってしまうが、逆に緊張がとれたと茂樹は改めて良一に予科練試験を受ける事を願い出る。良一は、茂樹になぜそういう経緯になったかをやさしく尋ねる。

茂樹は、兄(春樹)にコンプレックスを持っていたが(死に際の)母に勇気付けられた事、世の中のために何ができるか真剣に考えた事、軍に入り国を守るために戦うと決心した事、それは家族を守ることに繋がるという考え等を述べる。

しばらく良一は、うっすら涙を浮かべて
「お国のためにがんばってください!」と両手をつくのだった。
ありがとうございます!と喜ぶ茂樹、春樹も陽子も祝福する。
だが良一に「でも、試験って難しいんだろ?」と突っ込まれる。
死ぬ気でがんばると約束する茂樹。

みんなが寝静まった夜中、奥さんである紘子(原田知世)の仏壇に願書(茂樹の試験)を広げ、報告する良一。
「お前は、この家の中で生きている」と茂樹もしっかり成長している事を喜び、茂樹を守ってやって欲しいと願うのだった。

同じ頃(かどうかわからないけど)、陽子も紘子の写真を眺め、今日一日あった出来事を振り返っていた。すると春樹が部屋に訪ねてきた。

川原が捻挫したと聞き、名前を聞いただけで動揺することに驚く陽子だった。
そして春樹は、手にしていた一冊の本「ハイネの詩集」を真知子(マイコ)に渡すように言うのだった。

春樹もまた真知子の事が好きになってしまったと陽子は確信する。



【おひさま 第22話 感想&レビュー】

いや~長い2日です。

御祖母ちゃんがやってきた日から2日です。
今回は茂樹兄さんが今までの分を取り返すべく、喋ります。

試験を受けたい!って言い出すだんだけど、やっぱり寺脇パパは「反対せず」でいい父親です。
突然現れた春樹兄さんも「やったなシゲ!」と祝福します。
「今夜はお祝いしよう」と陽子が言い出すけど、良一の見事な突っ込みで一同は

「試験に受かったわけではないので自分達はなにはしゃいでるんだ?」

みたいに我に返ります。こういう時の表情だったり、間がとにかく楽しいドラマです。


さて、前回に続いて「ミスター突然」の異名をほしいままに春樹兄さんが2回の突然を見せてくれます。

突然帰ってくるし(前回は、手紙よこした)、突然ハイネ詩集投下だし。

陽子が「なんでハイネやねん」みたいなことを聞くんだけど
春樹兄さん「真知子さん、そういうの好きかと思って・・・」

春樹兄さん、育子(満島ひかり)さんへのお土産がないとばれてしまいますよ!

・・・いや、この男、秀才なので、そんなことをわかってるのでは・・・まさかワザと?

そのうち「いつか、俺の味方になってくれ・・・」とか言わないか心配。