NHK朝ドラマ おひさま 14話あらすじ&感想

【おひさま 第14話 あらすじ】

いきなり現れた父に動揺した陽子は大声を上げると父良一(寺脇康文)は「す…すまん。」と退散してしまう。

父に申し訳ない気持ちを抱きつつも悩みを相談できない自分に苛立ちを感じ、母親が生きていたら相談しただろうかと考えてしまう。

その事を通学中に親友二人の前で「父に隠し事をしているみたいで恋とは辛いものなのかな」などとこぼしてしまうが真知子(マイコ)は、よくわからないと答え、育子(満島ひかり)は「それが大人になるということ」とはぐらかす。

英語の授業中、気持ちの整理ができない陽子は、ぼーっとしてまい飯田先生(近藤芳正)に注意される。陽子は、気が動転してしまい筆箱を床に落としてしまい、慌てて拾おうとする。

床に散らかった鉛筆が全て綺麗に削ってある事に気づき、それが父良一の仕業だと理解した陽子は感動して泣いてしまう。慌てて駆け寄る真知子と育子だったが、陽子は
「オクトパスに注意されたからじゃないの…」と答える。

飯田先生は、オクトパスとは自分の事か?と尋ねると、陽子は「はい…」と思わず答えてしまう。飯田先生は、ぶち切れた表情をしながらオクトパスの発音を正す。

夕食時、陽子は父に鉛筆のお礼を言います。
良一は、「何かを無性に削りたくなったから」と照れくさそうに答える。

そして春樹(田中圭)と川原に会いに松本へ行く日がやってきた。
神社で待ち合わせした3人は、ちょっとした興奮状態だったが、春樹の学校に着くと、陽子はしり込みをしてしまう。
それを無理やり連れて行こうとする二人、嫌がる陽子…

そんなやりとりを校舎の上から見ていた春樹と川原は「まるでチャップリンだ(笑)」と笑ってる。そして、大声で陽子を呼んだ。

「一部始終を見られていたに違いない…世界が終わった」
と陽子は思うのだった…


【おひさま 第14話 感想・レビュー】

今回は、年頃の娘を理解しようとがんばる父、そしてその思いに応えたいが難しい娘ってのがテーマみたいで、井上真央さんと寺脇パパのやり取りが面白かった。

けれども母親がいないせいで娘のために父親ができることは、なんだろうかと必死で考えているんだろうな~みたいな感じが出てました。

寺脇パパの鉛筆を削ってあげるという行為そのものに、なにやら深い感銘を受けた。
次男の茂樹が「今度、俺のも削ってよ」って言うんだけど
「だめだ。」ってきっぱり。
つまり、パパは娘ができないことをやってあげたかったんでしょうな。(←勝手な憶測)