カーネーション あらすじ 第116話

昭和38年4月、洋裁の学校に行きたいと言い出し通い始める聡子だったが、登校3日目に学校を辞めたいと言い出した。
聡子は机に向かってする勉強が向いてないと理由に挙げるが糸子は呆れてしまう。

無理やり聡子を学校に行かせると糸子は、聡子の中学時代の担任教師を偶然にみかけて相談する。
担任教師は、聡子の根性は凄いもので、まずは“山”を見せてやることが大事だと伝える。

感銘を受けた糸子は早速、聡子に“山”として自分のデザイン画を見せた。
「見んでも同じ様に描ける様になったら学校やめさしちゃる」
糸子が言うと聡子は、糸子のデザイン画の写し描きを一心不乱でするようになる。

その頃、直子の店は人気店に成長していた。
優子が直子の店の手伝いをするようになって2年間、優子は岸和田と東京を往復する生活を送っていた。

岸和田に帰ってきた優子は聡子が糸子のデザイン画の写しをしていることを知り、東京に戻ると直子と優子のデザイン画を郵送してきた。
聡子は2人のデザイン画に目を輝かせる。
しかし、糸子は闘争心に火がついて、聡子と同じように2人のデザイン画の模写を始めるのだった。