カーネーション あらすじ 第95話

結婚するため燕尾服を注文しに来た男性・桜井は、花嫁のためのドレスを糸子に注文する。

花嫁が幼馴染の奈津と知った糸子は奈津の過去や事情を知ってのことかを遠まわしに桜井に尋ねる。

桜井は、大体の事を周知した上で結婚すると糸子に伝える。

桜井の実直さに糸子は思わず涙を流してドレスを作る依頼を引き受ける。
「おおきに…!よろしゅうお願いします…!」

『今更ドレスは着られない』と嫌がる奈津に内緒でドレスつくりを進行させるため、玉枝や八重子に協力してもらいながら糸子は奈津のドレスを準備する。

そして、燕尾服の完成とともに奈津の真っ白なウェディングドレスが出来上がる。

糸子と周防は安岡美容院を訪れるとちょうど、奈津が出発の準備をしているところだった。

奈津は玉枝と八重子に世話になった礼を伝える。
「ほんまに…ほんまに…おおきに」

その姿をみて泣いてしまう糸子は奈津に見られないように周防の後ろに隠れる。

奈津は桜井と共に安岡美容院を立ち、糸子は自分の周りが順調なことに不安を覚える。

そんな折、一本の電話が鳴る。

「え?噂?…先生と周防さんの…」