NHK朝ドラマ おひさま 78話あらすじ&感想

【おひさま 第78話(7月2日放送) あらすじ】
陽子(井上真央)は義母、丸山徳子(樋口可南子)に言われ須藤家の手伝いに訪ねていた。
働いていた飛行機工場が閉鎖され、職を探している身である父の良一は、庭先で今まで携わっていた飛行機の設計図等を燃やしていた。
多くの若い命を奪った飛行機について良一は死ぬまで語ることはなかった。

兄、茂樹(永山絢斗)は、空をぼんやり眺めていた。二人の姿を見て「家族だなぁ」と微笑む陽子。
茂樹は「嫁にいったくせに」とぼやくと「なによ!のけ者みたいに!」と陽子もやり返した。
「丸山の家に帰らなくていいのか?」と尋ねる茂樹に「今日はいいの。」と答える。

陽子は『男はどうしようもなく弱いんだ、傷ついた男二人が家にいたらカビが生えちまうよ。ほんのり照らしておやり』と徳子に言われた事を思い出していた。

―1945年11月
宿直室で夏子(伊藤歩)といつものように準備をしていると幼馴染の宮本タケオ(柄本時生)が軍服を着て訪ねてきた。驚き喜ぶ二人に「陽子、話がある!」と真剣な顔のタケオ。

「じゃ、私は…」と去ろうとする夏子に「夏子先生もいてくれ。その方が勇気がでるでな」とタケオが言い出す。その言葉に夏子は勘付くが何も言わない。

自分が戦地でどれ程危険な状況だったかを説明し
「俺にはもう怖いもんなんてない。前の俺なら根性が無くて言えなかったけど…ガキの頃から陽子の事が好きだった。結婚してくれ!俺の嫁さんになってくれ!」と土下座をするタケオ。

夏子は『やっぱり』みたいな顔で苦笑し、陽子もバツが悪いような顔をする。
「…ありがとう。タケオ君」と一応、気持ちの礼を言うがタケオは、期待で目がキラキラして陽子の言葉を待っていた。
「タケオ君…実はね…」申し訳なさそうに陽子は話し始めた。


―宮本家(タオケの家)ではタケオの両親の宮本次郎(村松利史)とハル(角替和枝)が作業(リンゴの出荷準備?)をしていた。

そこに「ただいま~」と普通に入ってくるタケオに二人も「お帰り~」と自然に返答してしまうが「…タケオー!!」とわが子の帰還に気づき、とても喜ぶのだった。
だがタケオは失恋のショックで「俺は戦争が憎い」と床に寝転んだ。二人はタケオの失恋など露知らず、てっきり戦争で疲れてきたと気遣うのだった。

そこに慌てた茂樹が入ってきてタケオの姿を見て「タケオ!!」と声をかける。
「茂樹さん、お帰りでありましたか?」と軍人らしく姿勢を正して挨拶するタケオ。そんなタケオを茂樹はそっと抱きしめ「お帰り」と声をかけた。タケオ硬直状態(笑)

丸山家に戻った陽子は丸山家周辺の掃除をしながら夫、和成(高良健吾)が帰ってきたときのシュミレーションを何度も行う。
家の前で竹箒をもって何度も「おかえりなさい」と練習している陽子を徳子は後ろから微笑んで眺めていた。

風に吹かれ路地に散らばっていた新聞紙をしゃがんで拾うとそこには「帰国に3年」と書かれていた。その時、目の前に軍服の男性が立っていた。

見上げると和成がニッコリ「ただいま。陽子。」と声をかける。

陽子は、突然の出来事でフリーズ状態に。
「陽子?」と心配そうに声をかけた和成に
「腰が…」とぎっくり腰になったことを伝える陽子だった。


【おひさま 第78話(7月2日放送) 感想・レビュー】

個人的には、今まで最高に面白かった回です。
タケオ、フラれるわ、和成帰ってくるわ、腰抜かすわで(笑)

いや~NHKも憎い演出しますね!
第13週ラストで和成を帰還させるとは。
和成が帰ってくるかどうか判らなかったので、感動2倍です。

ところで、茂樹はタケオが帰ってきたことをどうやって知ったのでしょうかね?
あと抱きしめた理由もいまいち判りません。
最初は「よく帰ってきた!」って寺脇パパのように褒めているんだな~って思ったんですが、もしかして昔「陽子のことを頼む!」って頼んだけど、タケオが出征している間に陽子が結婚しちゃってごめんよ!ってことなのかな?って思ったり。 

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