NHK朝ドラマ おひさま 20話あらすじ&感想

【おひさま 第20話(4月26日放送) あらすじ】

陽子(井上真央)の祖母である富士子(渡辺美佐子)は母親(原田知世)の話がしたくて来た様子。

富士子は、良一(寺脇康文)に祖母と会うことを止められているのか?と問いただすが陽子は“父は会って来いと言っていた”と反論。

それを聞いた富士子は、「(良一が)相変わらずね…」と口元を緩ませる。
話をする場所はないかと陽子に尋ねる。

陽子、富士子、育子(満島ひかり)、真知子(マイコ)はいつもの飴屋へ。
こんなものを食べながらでは話ができないと言いながら慣れない手つきで水あめを口にする富士子。
高級車の中で富士子達を待つ運転手(中原丈雄)は満足そうに飴をなめている。

店の中では、飴屋のおかみが心配そうに見つめる中、ようやく4人が飴をなめ終わった。

すると富士子は東京からわざわざ出向いたのだから陽子が話を聞かせてくださいというのが筋だという。
しかし、頑として嫌だと断る陽子。

すると富士子は頑固なところが紘子に似ている…紘子は私似ていると呆れ顔で話す。

そして富士子は、紘子が体が弱かった事、女学校に行くときに初めて着た制服の事などを紘子の話を始めたのだった。

その頃、読書をしながら帰る茂樹(永山絢斗)は飴屋の前に停まっている高級車に気づくと中から運転手が微笑みながら出てきてお辞儀をした。
「車に乗ってみませんか?」と誘われたが茂樹は遠慮をし、祖母はどこにいるか尋ねる。

飴屋の中にいると聞いた茂樹は裏口からコッソリ中の様子をうかがう。
一方、富士子の話は、紘子と良一(寺脇康文)の出会い編まで話が進んでいた。

紘子の父(富士子の夫)は、絶対に交際を許さなかった。

家を出て行くと富士子は思ったが口にしなかった。
紘子もまた富士子の想いを知っていたが何も言わなかったと続けた。
そして紘子の好きなライスカレーが最後の食事となったと言う。

帝国ホテルで誕生パーティをするほどのエピソードを持つ紘子の話に飴屋のおかみが何者だと尋ねると富士子は子爵だと答え、一同(特におかみ)は驚く。

続いて富士子は、桐野家の世継ぎに茂樹を貰いにいく話を始めた。

良一、紘子に反対されたが夫の力をもってすれば無理やりにでも可能だったことを語る富士子。
そして自分が始めて楯突いたことを告白する。

その理由は兄春樹の存在だった。

春樹は単身、兄弟は一緒のほうが幸せだと訴えてきた。

その覚悟に心うたれた富士子は、諦めると春樹に伝え、取り出した飴を泣いている春樹の口に入れる。

そして富士子は、飴の事も今日のことも内緒だと微笑むのだった。


その話を立ち聞きをしていた茂樹は、「馬鹿春樹…」と泣いてしまう。



【おひさま 第20話 感想&レビュー】

春樹兄さん…さすがッス!

でも、予想だと「春樹を連れて行くなら僕をつれてけー!!」的な展開になるんじゃないかと思っていたけど、それだと自分だけお金持ちになっちゃって美談じゃなくなるのか(笑)

さて、なんとなく予想していた母親についての内容を話す祖母。
陽子の聞きたかった話って、何?
制服が似合っていて誇らしげだったってところ?

母がどんなんだったか?より「茂樹の養子を阻止するGK春樹」のほうがメインになったお話だったけど、まだ続くのかな?
今週のおひさまのタイトルが「母の秘密」と言うくらいだから…。

それとも、秘密はもうないのかな?